MLリソース:子宮筋腫
子宮筋腫 Uterine Fibroids
【日本語版コメント】
【市場】
【開発中の新薬】
【解説資料】
[メルクマニュアル第17版]第240章 子宮筋腫
【データ】
「患者調査」
| 疾病名 (単位:千人) | 2002 | 1999 |
| ●乳房の悪性新生物(C50) | (162) | (169) |
| C50 乳房の悪性新生物 | (162) | (169) |
| ●女性性器の悪性新生物(C51−C58) | (81) | (79) |
| C51 外陰の悪性新生物 | (1) | (1) |
| C52 腟の悪性新生物 | (0) | (1) |
| C53 子宮頸(部)の悪性新生物 | (27) | (28) |
| C54 子宮体部の悪性新生物 | (22) | (19) |
| C56 卵巣の悪性新生物 | (26) | (21) |
| ●上皮内新生物(D00−D09) | (4) | (3) |
| D05 乳房の上皮内癌 | (-) | (0) |
| D06 子宮頸(部)の上皮内癌 | (3) | (1) |
| ●良性新生物(D10−D36) | (143) | (261) |
| D24 乳房の良性新生物 | (3) | (3) |
| D25 子宮平滑筋腫 | (82) | (87) |
| D27 卵巣の良性新生物 | (22) | (20) |
| ●性状不詳又は不明の新生物(D37−D48) | (200) | (260) |
| D39 女性性器の性状不詳又は不明の新生物 | (33) | (31) |
| D390 子宮 | 2 | 3 |
| D391 卵巣 | 30 | 26 |
| D392 胎盤 | 0 | 1 |
| D397 その他の女性性器 | 1 | 1 |
| D399 女性性器,部位不明 | 0 | |
【臨床ガイドライン】
【総説記事・文献】
【ニュース・トピックス】
【リンク・リソース】
【主要サイト】
●(社)日本産科婦人科学会
- 会告、委員会報告、Q&A、など
- [研究/論文]〜
学術講演会検索(第53−57回抄録集、第52回学術講演会プログラム)〜抄録公開
論文検索(日本産科婦人科学会雑誌、東京地方部会雑誌、etc)〜抄録公開
他に、研修コーナーPDF /学術講演会生涯研修プログラムPDF データ有り
日本婦人科腫瘍学会[JSGO: Jap Soc Gynecol Oncol] -http://www.jsgo.gr.jp/
- 会誌目次のみ公開。 総会・学術総会予定表のみ。 会員数2,000名余
日本産科婦人科内視鏡学会
- 日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 抄録・全文有償; 学術講演会:最新分のみプログラム公開
[1206]Uterine Artery Embolization (UAE)子宮動脈塞栓術
| [1206]●Uterine Artery Embolization (UAE)子宮動脈塞栓術 |
【日本語版コメント】
子宮筋腫は、平滑筋由来の良性腫瘍で、日本の患者数は8.2万人(患者調査2002)。
子宮筋腫の診断と薬物治療および切除手術は通常婦人科で行う。 最近の治療法として子宮動脈塞栓術[UAE]が注目されている。 「子宮筋腫」の切らない治療(低侵襲治療)として、治療期間が約4日(切除手術は14-18日)と最短。 しかし大きな欠点としては健保適用されないため費用(約40万円)がかかる。
UAEは、1990年頃からフランスで始まった治療で、すでに世界で約2万人以上の方に行われ、日本でも2000例以上の実績があるとのこと。
→詳細は参考資料●MLリソース:子宮筋腫に纏めた。
<日本語版コメント要約>
・子宮動脈塞栓術(UAE)が外科的処置に代わる侵襲性の低い子宮筋腫治療法として用いられるようになってきた。
・本法は子宮動脈を介して筋腫の血管に塞栓材料を注入し、塞栓を形成させることで、筋腫の容積を減少させ、症状を改善する。
・一般には術後疼痛のため一晩入院するが、痛みが数日間持続し、再入院しなくてはならないことがある。
・妊娠可能年齢の女性における筋腫核出術との比較や、受胎能への影響は未だ明らかではない。
医誠会病院 画像応用低侵襲治療(IVR)センター
2003年4月に集束超音波装置(FUS)を導入、「子宮筋腫」の切らない治療(低侵襲治
療)を、日本で初めて実施しました。
- 子宮動脈塞栓術(UAE)
子宮を栄養する子宮動脈にカテーテルという細い管(直径1−1.3mm)を進めて、塞栓
物質(詰め物)で子宮動脈を塞栓(ふさぐ)する方法です。子宮筋腫を兵糧攻めにして栄養を
遮断し、子宮筋腫を壊死させて小さくさせます。
この方法自体は30年ほど前から子宮癌や出産後の出血が止まらない場合に対して使われていました。
子宮筋腫に対して子宮動脈塞栓術が行われるようになったのは、1995年に欧米より報
告があって以来で、日本でも約2000例ほど施行されています。
□ 治療効果
治療後6ヶ月で約90%の患者様に対し、症状の改善があったと報告されています。
筋腫は6ヶ月-1年かけて40−80%縮小します。
[日本シェーリング]RSNA2004インターネット速報
- 子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術(UAE)
子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術(UAE)は、1995年にRavinaが報告して以来、世界
で広く行われるようになってきた。今回のRSNAでは、UAE後の中長期的な経過、副作用な
どが多数報告されていた。
この演題は、現在子宮筋腫に対するUAEを積極的に行っているJean-Pierre Pelage(Univer
site Paris Ouest)がUAE後の月経困難症状の変化とUAE24時間後の血流の関係を示したもの。
対象はUAEを行った254例のうち経過の追えた40例。
姫路聖マリア病院 放射線科〜子宮動脈塞栓術(UAE)を実施
[天使病院]子宮筋腫の新しい治療法- 子宮動脈塞栓術(Uterine Artery Embolization:UAE)
by 診療第2部 部長 樟本 賢首; 当院で実施。
子宮動脈塞栓術の短所のひとつとして、保険がきかない治療であるために費用(約40万円)がかかる。
[新潟大学医歯学総合病院 産科婦人科]子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術に関する検討
- 長所・短所の比較検討。 他病院の現況など。
[新潟大学医歯学総合病院 産科婦人科]病棟案内
順天堂大学付属 順天堂医院 婦人科内視鏡チーム
- [パンフレット] UAE[pdf,2p]
- 子宮動脈塞栓術(UAE:Uterine Artery Embolization)
-
●(社)日本産科婦人科学会
- 会告、委員会報告、Q&A、など
- [研究/論文]〜
学術講演会検索(第53−57回抄録集、第52回学術講演会プログラム)〜抄録公開
論文検索(日本産科婦人科学会雑誌、東京地方部会雑誌、etc)〜抄録公開
選択的子宮動脈塞栓術(UAE)後感染症に対し経腟的アプローチにより治療し得た子宮筋腫の2症例
伊藤 路奈(杏林大学医学部産婦人科学教室)
日本産科婦人科学会東京地方部会会誌 52(2)182-185(2003) 抄録あり
●UAE体験記
UAE体験記
子宮筋腫の動脈塞栓術(UAE)体験者のHP
(平滑筋腫;筋腫;線維筋腫)
平滑筋由来の良性の子宮腫瘍
子宮筋腫は白人女性の1/4,黒人女性の1/2に生じる,最も一般的な骨盤部新生物である。
子宮内,粘膜下,子宮壁内,漿膜下などが最も一般的な発症部位である。ときにより筋腫は,子宮広間膜(間膜内)または卵管に発症する;5%は子宮頸部に生じる。筋腫は通常多発性である。有茎の場合もある。筋腫は単クローン性で,おそらく1つの平滑筋細胞から生じる。筋腫はエストロゲン受容体をもつため,閉経以前はサイズが大きくなり閉経後縮小する傾向がある。
筋腫は血液供給がなくなると変性を始め,硝子様,粘液腫性,石灰化,嚢胞性,脂肪性,紅班(通常は妊娠中のみ),壊死性など形態を示す。患者は筋腫の癌をしばしば心配するが,肉腫性変性は非常にまれである。
筋腫は無症状であることが多いが,月経過多,月経異常子宮出血,激しい圧迫感または痛み(筋腫の成長,変性,出血,または有茎の筋腫の捻転などによる),尿や腸に関した愁訴(例,頻尿または尿意の切迫性,便秘),再発性流産,不妊症などの原因となることがある。筋腫の変性や成長は急性の痛みを生じるが,変性が続くことで痛みが慢性となることもある。筋腫は通常は妊娠を阻害することはない;しかし,妊娠を複雑化し,早期の収縮や分娩,異常胎位の原因となり,帝王切開の必要性さえ生じる。
診断は骨盤部検査で行い,超音波検査,CT,MRIなどで確認する。診断後,骨盤部検査は筋腫の成長が急激かどうか決定するため,4〜6カ月後に再度行う。安定した筋腫には,年1度の追跡検査で十分である。
無症状の患者は治療の必要はない。
症状のある患者に対する内科治療には,出血を止めるためのエストロゲン抑制が含まれるが,それらは次善の策であり限界がある。術前のGnRH作用薬による療法は,手術前に貧血を管理する助けとなる。月経過多または機能性子宮出血は手術が考慮される前に管理されるべきである。
外因性のプロゲスチンは子宮筋腫の成長を刺激するエストロゲンをある程度抑制できる。メドロキシプロゲステロン酢酸5〜10mg/日,またはメゲストロール酢酸10〜20mg/日の10〜14日間の経口投与で,1〜2周期後には各月経周期の重度の出血は抑えられる。その他にも,継続的に(その月中毎日)与えられる経口療法がある;その場合全体的出血量は抑えられるが,不規則な出血または少量の点状の出血の原因になる。しかし療法を受ける前に知らされていれば患者は受け入れやすいだろう。メドロキシプロゲステロン酢酸デポー150mg筋注を3回/月は,経口療法と同じく出血をコントロールし避妊にもなる。筋注を行う前に,患者が副作用(例,体重増加,うつ状態,不規則出血)に耐えられない場合を考慮し,経口プロゲスチンを試すべきである。
アンドロゲン作用薬のダナゾールは筋腫の成長を抑制するが,副作用(例,体重増加,坐瘡,多毛症,浮腫,脱毛,声の低音化,顔面紅潮,発汗,腟乾燥)の発生率も高い。したがって患者には受け入れにくい。
筋注,皮下ペレット,鼻内噴霧などで与えられるGnRHは,手術前に筋腫と子宮体積を抑えるために与えられる場合,最も有効である。一般的にこれらの薬物は,6カ月以内に治療前のサイズへの反跳成長がみられ,また出血と痛みも増悪することが多いため,継続的療法には使うべきではない。長期的GnRH療法はまた急激な骨の損失と関連があり,認められていない。一般的に35歳以下の女性はGnRH療法の継続を止めた後に骨質量を埋め合わせられるが,35歳以上の女性はそれができない。エストロゲンの併用投与については,その長期の使用で骨損失が防止できるかどうかは目下研究中である。
子宮筋腫の手術方法は、子宮を残す筋腫核出術と子宮自体も摘出する子宮全摘術がある。ともに大手術となるので、外科手術は通常急激に増大する骨盤部腫瘤,内科療法に反応しない再発性子宮出血,執拗なまたは耐え難い痛みや圧迫感,尿や腸に関した愁訴などの女性に限られるべき。
筋腫核出術は、腹腔鏡手術または子宮鏡手術で行われ、子宮全摘術は腹腔鏡手術で行われる。
これらの手術療法以外に子宮動脈塞栓術といって子宮を栄養する子宮動脈を塞いで、筋腫を小さくする方法もある。
子宮にできる子宮内膜症である子宮腺筋症に対しても、子宮筋腫に準じた治療が行われる。
[武田薬品:女性のコーナー]子宮筋腫〜平易な解説
[東府中病院]医学講座:子宮筋腫
[済生会滋賀県病院放射線科]子宮筋腫に対する最新治療である「動脈塞栓術」
[メルクマニュアル第17版]第240章 子宮筋腫
●(社)日本産科婦人科学会
- 会告、委員会報告、Q&A、など
- [研究/論文]〜
論文検索(日本産科婦人科学会雑誌、東京地方部会雑誌、etc)〜抄録公開
学術講演会検索(第53−57回抄録集、第52回学術講演会プログラム)〜抄録公開
P2-153 子宮筋腫に対する集束超音波治療--その有効性と問題点について
- 舟木 馨1,福西秀信1,濱名伸也2,武内享介2,丸尾 猛2
10例で日帰り治療、患者の満足度も高く、FUSは極めて低侵襲の子宮筋腫治療法。
株式会社メドレット
Medlet Japan KK
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★1206★21/08★05.04.11★031★子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術[UAE]/2p●MLリソース:子宮筋腫
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- 作成:2005.6.14 最終更新:2005.6.17 小菅博之
The Medical Letter日本語版
●追加メモ to 1206
On Drugs and Therapeutics
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