MLリソース:診断用薬






■個別収録製品

●[1215-6]AmpliChip CYP450 Test[Roche]

 日本語版註)AmpliChip CYP450 Test[Roche]
 【別名】 【開発元】Roche  [DBR_ID]
 【化学名】体外用検査薬として検査法には、Roche社が特許を有するポリメラーゼ連鎖反応(PCR)増幅技術とAffymetrix社の高密度マイクロアレイ技術のもつ利点が生かされ、親指爪大のガラス製チップに、正確に配列された数万個のDNAフラグメントが搭載。
 【承認】FDA申請=、FDA承認=2005.1.10[ROCHE MOLECULAR SYSTEMS] ; 【製剤】 【適応】This test, which is powered by Affymetrix microarray technology, analyses a patient’s Cytochrome P450 2D6 and 2C19 genotypes from genomic DNA extracted from a blood sample. 【用法用量】 【作用】 【特徴】医薬品に対する個人の感受性を調べるDNAチップ;世界で最初の薬理遺伝学的(pharmacogenomic)マイクロアレイとして臨床適応 【製品情報】 【添付文書】AmpliChip Product sheet 【EU】AmpliChip CYP450 Test[Roche]承認=2004.9.1、発売=2004年第4四半期 【日本】AmpliChip(アンプリチップ)CYP450[ロシュ・ダイアグノスティックス]2005年中に発売予定(研究用) 【その他】Afffymetrix型のマイクロアレイであり、全薬物の25%の代謝に関連する2D6および2C19遺伝子の欠失あるいは重複を含む変異を検出する。薬物使用前にこの遺伝子検査を施行することにより、有効な薬剤の選択と有害な副作用を回避できることが期待される。

[1219]lithium test system(InstaRead Lithium System[Akers Biosciences])
 日本語版註)lithium test system(InstaRead Lithium System[Akers Biosciences])
 【別名】 【開発元】Akers Biosciences, Inc  [DBR_ID]
 【化学名】
 【承認】FDA申請=、FDA承認= (Cardinal Health. ReliaLab,Inc.を通して販売); 【製剤】 【適応】The InstaRead(TM) Lithium System is intended to measure lithium blood levels. Measurements of lithium are used to aid in the management of individuals taking lithium for the treatment of mental disturbances, such as manic-depressive illness (bipolar disorder). The test is targeted for physician's office use, and may be used with whole blood, serum, or EDTA-plasma. 【用法用量】 【作用】 【特徴】 【製品情報】Lithium System 【EU】 【日本】未開発 【その他】



【市場】

【開発中の新薬】「治験」ホームページ[厚生労働省]
  - 開発中の新薬[<情報提供:日本製薬工業協会>]	/2008.3.20
  会社別開発中新薬一覧。 検索機能なし。68社から情報提供
治験薬記号(一般名)
および剤型
予定される効能又は効果、
対象疾患名および症状名
開発段階その他
国内海外 (地域)
CVT-3146(レガデノソン) 注射[アステラス製薬]画像診断時の薬理学的負荷
(心機能検査補助剤)

第V相(米国)CV セラピューティクス社
SKG-02(ヒトチロトロピン アルファ遺伝子組替え)[佐藤製薬]診断補助剤、甲状腺癌による甲状腺摘出後の残存甲状腺の発見および甲状腺転移癌における転移部位の特定を対象とする体内診断薬の補助、放射性ヨードの取り込みを促進させる放射性ヨード治療の前処置申請中
米国、EUにて発売中
インジウム111ペンテトレオチド 静注[タイコ ヘルスケア ジャパン](放射性医薬品)シンチグラフィによる消化管ホルモン産生腫瘍の診断開発中承認(欧・米)
●リスト除外品目
D-6501 静注用;Dopascan Inj(iometopane, I-123 s-CIT, RTI-55, or GPI-200[Guilford])[富士フイルム RIファーマ]パーキンソン病等の診断申請2003.7米欧G社申請放射性医薬品; Guilfordから導入→MGI Pharma SEC Filing 10-K 2006.3.16によると、1994年GuilfordがResearch Triangle Institute(RTI)から全世界開発権取得したがMGIは開発から撤退する。
New Medicines in Development[PhRMA 米製薬協] [MemberArea]New Medicines in Development[PhRMA 米製薬協]
Registered NameCompanyIndicationStatus備考
【解説資料】 【データ】 全国臨床検査センター経営総監 2005年版[矢野経済研究所] 市場調査報告書:遺伝子検査の世界市場 【臨床ガイドライン】 【総説記事・文献】 【ニュース・トピックス】膀胱癌に関する新規診断薬の測定キットの作成開始[日本化薬2007.7.25] 【リンク・リソース】 三菱化学ビーシーエル(MBC) - 検査項目解説 株式会社エスアールエル(SRL) - SRL臨床検査情報 ビー・エム・エル(BML) - 検査案内データベース 【主要サイト】










●解説









●データ


■722機能検査用薬一覧

医療用医薬品添付文書 /2008.3.20現在
33製剤18種
製品組成適応症用法用量備考
LH-RH注0.1mg「タナベ」[製造販売元/田辺三菱製薬株式会社]LH-RH Injection
発売1975年10月
1管(1mL)中ゴナドレリン酢酸塩(無水物として) 0.1mg下垂体LH分泌機能検査通常成人には、1回本剤1管を静脈内、皮下又は筋肉内に注射する。静脈内注射の場合は、生理食塩液、ブドウ糖注射液あるいは、注射用水5〜10mLに混じて、徐々に注射する。
TRH注0.5mg「タナベ」[製造販売元/田辺三菱製薬株式会社]
発売1975年1月
1管(1mL)中プロチレリン 0.5mg○下垂体TSH分泌機能検査
〜通常成人には、1回1mL(プロチレリンとして0.5mg)を皮下又は静脈内に注射する。静脈内注射の場合は、生理食塩液、ブドウ糖注射液あるいは注射用水5〜10mLに混じて、徐々に注射する。
○下垂体プロラクチン分泌機能検査
〜通常成人には、1回0.2〜1mL(プロチレリンとして0.1〜0.5mg)を生理食塩液、ブドウ糖注射液あるいは注射用水5〜10mLに混じて、徐々に静脈内に注射する。
ヒルトニン0.5mg注射液[製造販売元/武田薬品工業株式会社]HIRTONIN
発売1978年3月
1管(1mL)プロチレリン酒石酸塩水和物 0.732mg(プロチレリンとして0.5mg)○遷延性意識障害の場合(ただし、昏睡、半昏睡を除く)
〜通常、成人には疾患に応じて、下記の用量を1日1回10日間静注又は点滴静注する。静脈内注射の場合は、生理食塩液、ブドウ糖注射液又は注射用水5〜10mLに希釈して、徐々に注射する。
(1) 頭部外傷
〜1回プロチレリン酒石酸塩水和物として0.732〜2.92mg(プロチレリンとして0.5〜2mg)
(2) くも膜下出血(ただし、意識障害固定期間3週以内)
〜1回プロチレリン酒石酸塩水和物として2.92mg(プロチレリンとして2mg)
○脊髄小脳変性症の場合
〜通常、成人には1日1回プロチレリン酒石酸塩水和物として0.732〜2.92mg(プロチレリンとして0.5〜2mg)を筋肉内又は静脈内に注射するが、重症例にはプロチレリン酒石酸塩水和物として2.92mg(プロチレリンとして2mg)を注射する。 2〜3週間連日注射した後、2〜3週間の休薬期間をおく。以後、これを反復するか、週2〜3回の間歇注射を行う。静脈内注射の場合は、生理食塩液、ブドウ糖注射液又は注射用水5〜10mLに希釈して、徐々に注射する。
○下垂体TSH分泌機能検査の場合
〜通常、成人には1回プロチレリン酒石酸塩水和物 0.732mg(プロチレリンとして0.5mg)を静脈内又は皮下に注射する。  静脈内注射の場合は、生理食塩液あるいは注射用水5〜10mLに希釈して、徐々に注射する。
アルヒルト注射液[富士製薬工業]オリストン注[東和薬品]ヒシダリン注[ニプロファーマ]ヒルロック注[沢井製薬]ボグニン注[発売元/旭化成ファーマ株式会社 製造販売元/マルコ製薬株式会社 販売元/日医工株式会社]
メトピロンカプセル250mg[製造販売/ノバルティスファーマ株式会社]Metopiron
発売1965年9月
1カプセル中メチラポン(日局)250mg下垂体ACTH分泌予備能の測定通常成人、メチラポンとして1回500〜750mgを1日6回4時間毎に経口投与する。小児には、1回15mg/kgに相当する量を1日6回4時間毎に経口投与するが、1回の最小量は、メチラポンとして250mgが望ましい。
アルギニン注「味の素」[製造販売/味の素株式会社 発売 /味の素ファルマ株式会社]
発売1981年9月
1瓶(300mL)中塩酸L-アルギニン30.0gを含有下垂体機能検査被検者を、12時間〜14時間空腹にし、30分間安静にさせた後に、本品を体重1kg当り、5mL (塩酸L-アルギニン0.5g相当量) の割合の量〔例えば、体重50kgの人は250mL (塩酸L-アルギニン25g相当量)、60kgの人は300mL (塩酸L-アルギニン30g相当量) を使用する〕を、静脈内に、約30分間にて、持続点滴する。
血漿成長ホルモン測定用の採血は、点滴開始前、開始後30分、60分、90分、120分、150分にわたり分離し、その血漿中の成長ホルモンの測定を行う。
アンチレクス[製造販売元/杏林製薬株式会社]ANTIREX
発売1960年10月
1管1mL中日局 エドロホニウム塩化物 10mg 重症筋無力症の診断、筋弛緩剤投与後の遷延性呼吸抑制の作用機序の鑑別診断重症筋無力症の診断には、エドロホニウム塩化物として、通常成人1回10mgを静脈内注射する。その際、まず初めに2mgを15〜30秒かけて注射し、45秒後に反応をみた上で必要に応じて残りの8mgを注射する。筋弛緩剤投与後の遷延性呼吸抑制の作用機序の鑑別診断には、エドロホニウム塩化物として、通常成人5〜10mgを30〜40秒かけて静脈内注射する。筋弛緩状態が改善されれば非脱分極性ブロック、筋弛緩状態が増強されれば脱分極性ブロックと判定する。必要があれば5〜10分以内に同量を反復投与する。
イヌリード注[発売元/興和株式会社 販売元/興和創薬株式会社 製造販売元/株式会社富士薬品]INULEAD Inj.
発売2006年8月
イヌリン(4g/40mL)糸球体ろ過量の測定による腎機能検査本剤1バイアルを加熱溶解し、添付の日局生理食塩液360mLに希釈する。初回量として、150mLを1時間に300mLの速度で30分間、次いで維持量として150mLを1時間に100mLの速度で90分間点滴静注する。
インジゴカルミン注第一[製造販売元/第一三共株式会社]INDIGOCARMINE
発売1951年9月
1管中インジゴカルミン含量20mg/5mL(0.4W/V%)○腎機能検査(分腎機能測定による)通常インジゴカルミンとして20〜40mg(5〜10mL)を静注した後,膀胱鏡で初排泄時間を調べる。
注射用グルカゴンG・ノボ[製造販売元/ノボノルディスクファーマ株式会社 販売元/エーザイ株式会社]Glucagon G Novo
発売1996年5月
(添付溶解液1mLで溶解したときの0.96mL中グルカゴン(遺伝子組換え) 1mg1. 消化管のX線及び内視鏡検査の前処置
〜通常、グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、0.5〜1mgを筋肉内又は静脈内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、本剤の作用持続時間については、筋肉内注射の場合約25分間、静脈内注射の場合15〜20分間である。
2. 低血糖時の救急処置
〜通常、グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、筋肉内又は静脈内に注射する。
3. 成長ホルモン分泌機能検査
〜グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、体重1kg当たり0.03mgを空腹時に皮下に注射する。ただし、最大投与量は1mgとする。
4. 肝型糖原病検査
〜通常、成人にはグルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを生理食塩液20mLに溶かし、3分かけて静脈内に注射する。なお、小児においてはグルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、通常体重1kg当たり0.03mgを筋肉内に注射する。ただし、最大投与量は1mgとする。
5. 胃の内視鏡的治療の前処置
〜通常、グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、筋肉内又は静脈内に注射する。また、内視鏡的治療中に消化管運動が再開し、治療に困難を来した場合又はその可能性がある場合には、1mgを追加投与する。なお、本剤の作用発現時間は、筋肉内注射の場合約5分、静脈内注射の場合1分以内であり、作用持続時間については、筋肉内注射の場合約25分間、静脈内注射の場合15〜20分間である。
グルカゴン注射用1単位「イトウ」[ 製造販売/伊藤ライフサイエンス株式会社 発売/味の素ファルマ株式会社]注射用グルカゴンFS[富士製薬工業]注射用グルカゴンS[アステラス製薬]注射用グルカゴン「イトウ」[製造販売/伊藤ライフサイエンス株式会社 発売/味の素ファルマ株式会社]
ジアグノグリーン注[製造販売元/第一三共株式会社]DIAGNOGREEN
発売1967年9月
1バイアル中インドシアニングリーン25mg○肝機能検査(血漿消失率,血中停滞率および肝血流量測定)○循環機能検査(心拍出量,平均循環時間または異常血流量の測定)
テーストディスク[製造販売元/株式会社三和化学研究所]
発売1983年06月
[試液] 表に示す4味質各5濃度、計20本(各5mL、ポリびん入り)[ろ紙ディスク(直径5mmの円形ろ紙)]1,200枚[味質指示表]1枚味覚感度の判定ろ紙ディスクによる味覚定性定量検査用試薬
パラアミノ馬尿酸ソーダ注射液10%[製造販売元/第一三共株式会社]SODIUM PARA-AMINOHIPPURATE
発売1951年8月
1管中パラアミノ馬尿酸ナトリウム(無水物として)含量2.0g/20mL(10W/V%)○腎機能検査(両腎・分腎の有効腎血流量の測定による)
ヒトPTH注(旭化成)[製造販売元/旭化成ファーマ株式会社]Human PTH Inj.
発売1992年1月
1バイアル中酢酸テリパラチド 100酢酸テリパラチド単位Ellsworth-Howard試験1回100酢酸テリパラチド単位を用時、日局生理食塩液3mLに溶解し、静脈内に注射する。なお、体表面積が1m2未満の小児の場合には、100酢酸テリパラチド単位/m2投与する。
ヒトCRH注「ミツビシ」[製造販売元/田辺三菱製薬株式会社]hCRH "Mitsubishi" Injection
発売1995年2月
1瓶中コルチコレリン(ヒト) 100μg視床下部・下垂体・副腎皮質系ホルモン分泌機能検査本剤を生理食塩液1mLに溶解し,成人には100μgを,小児には体重1kgあたり1.5μgを早朝空腹時,静脈内に30秒程度かけて徐々に注射する.
フェノールスルホンフタレイン注第一[製造販売元/第一三共株式会社]PHENOLSULFONPHTHALEIN
発売1949年11月
1管中フェノールスルホンフタレイン(略名:PSP)7.8mg/1.3mL(0.6W/V%)腎機能検査排尿後,水300〜500mLを飲ませ,30分後に通常成人ではフェノールスルホンフタレイン注射液1.0mL(フェノールスルホンフタレインとして6.0mg)を肘静脈または筋肉内に注射する。
注射用GHRP科研100[製造販売元/科研製薬株式会社]GHRP KAKEN 100
発売2005年2月
1バイアル中に塩酸プラルモレリン100μgを含有する。成長ホルモン分泌不全症の診断本剤を投与直前に生理食塩液10mLで溶解し、塩酸プラルモレリンとして4歳以上18歳未満では体重1kg当たり2μg(但し、体重が50kgを超える場合は100μg)を、18歳以上では100μgを空腹時、静脈内に緩徐に注射する。
注射用GRF住友50,100[製造販売元/大日本住友製薬株式会社]GRF Sumitomo
発売1989年4月
1バイアル中酢酸ソマトレリン 50μg,100μg下垂体成長ホルモン分泌機能検査本剤を注射用水1mLに溶解し、酢酸ソマトレリンとして、通常、5歳以上18歳未満では体重1kg当たり1μgを、18歳以上では100μgを早朝空腹時、静脈内に徐々に注射する。
膵外分泌機能検査用PFD内服液[製造販売元/サンノーバ株式会社 販売元/エーザイ株式会社]PFD Oral
発売1980年4月
1瓶(10mL)中ベンチロミド500mgを含有膵外分泌機能検査一般に早朝空腹時に採尿後1回1瓶を200mL以上の水とともに服用する。利尿をはかる目的で服用から約1時間後に最低約200mLの水を飲用させるが、それ以後については水分を自由にとらせてかまわない。検査開始より、3時間以上経過した場合の食事は自由にとらせて良い。尿は、服用から6時間までの全尿を採尿する。
[]
発売





■729 その他の診断用薬一覧(体外用除く)

医療用医薬品添付文書 /2008.3.20現在
147製剤種
皮内反応用・皮膚反応用105製剤、パッチテスト試薬3製剤、アレルゲンエキス19製剤を除く
製品組成適応症用法用量備考

■眼科
フルオレサイト静注500mg[製造販売元(輸入元)/日本アルコン株式会社]FLUORESCITE
発売1978年9月
5mL中フルオレセイン500mgぶどう膜・網膜・視神経等の疾患の診断フルオレセインとして、通常200〜500mgを肘静脈に注射する。
フルオレサイト注射液1号[製造販売元(輸入元)/日本アルコン株式会社]FLUORESCITE
発売2005年7月
5mL バイアル中フルオレセイン500mgぶどう膜・網膜・視神経等の疾患の診断フルオレセインとして、通常200〜500mgを肘静脈に注射する。
オフサグリーン静注用25mg[製造販売元/参天製薬株式会社]Ophthagreen
発売2002年8月
1バイアル中インドシアニングリーン25mg網脈絡膜血管の造影インドシアニングリーンとして、成人には25mgを注射用蒸留水2mLに溶解し、通常肘静脈より速やかに注射する。
フローレス試験紙[製造販売元/昭和薬品化工株式会社]FLUORES TEST PAPER
発売1976年10月
1枚中(日局) フルオレセインナトリウム 0.7mg外眼部・前眼部及び涙器疾患の検査・眼圧測定・ハードコンタクトレンズ装着検査等1眼に1枚の試験紙を用いる。通常,滅菌食塩水1滴を試験紙の薬剤含有部に滴下し,これを結膜嚢に接触し,薬物を移行させる

■循環器
ゼノンコールド[製造販売元/安西メディカル株式会社]
発売1996年12月
吸入用ガス剤8L中キセノン(非放射性) 99.9vol%以上X線CTを用いた局所脳血流量及び局所脳血流分布の測定。本剤をコールドキセノンガス吸入装置ジートロン(AZ−720シリーズ)に装着し使用する。通常、成人に対して以下の方法により使用する。
本剤と空気及び酸素を混合し、キセノン濃度約30〜35vol%としたものを呼吸マスク等を通じて約4〜8分間 〔キセノン(非放射性)として約7L〕吸入させる。この際、酸素濃度は、最低21vol%を確保すること。なお、吸入時間及び量は年齢、体重により適宜増減する。
その後空気に切り換えて約10分間吸入させる。
本剤の吸入開始から空気の吸入終了までX線CT装置により脳組織内のキセノン量を継続測定し、コンピュータープログラムにより演算して、局所脳血流量及び局所脳血流分布を求める。

■消化器
ユービット顆粒分包100mg[製造販売元/大塚製薬株式会社]UBIT
発売2000年11月
1包(2g)中 尿素(13C)100mgヘリコバクター・ピロリの感染診断通常、成人には、尿素(13C)として100mg(1包)を100mLの水に溶かし空腹時に経口投与する。
ユービット錠100mg[製造販売元/大塚製薬株式会社]UBIT
発売2002年12月
1錠中 尿素(13C)100mg通常、成人には、尿素(13C)として100mg(1錠)を空腹時に経口投与する。
ピロニック錠100mg[製造販売元/大日本住友製薬株式会社]PYLONIC
発売2002年7月
1錠中尿素(13C)100mgヘリコバクター・ピロリの感染診断通常,成人には尿素(13C)として100mg(1錠)を空腹時に1回経口投与する

■癌領域
レギチーン注射液10mg[製造販売/ノバルティスファーマ株式会社]Regitin
発売1958年6月
1管(1mL)中メシル酸フェントラミン 10mg褐色細胞腫の手術前・手術中の血圧調整、褐色細胞腫の診断褐色細胞腫の手術前・手術中の血圧調整
〜手術前に、メシル酸フェントラミンとして、通常、成人には5mg(0.5mL)、小児には1mg(0.1mL)を、静脈内又は筋肉内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
〜手術中、メシル酸フェントラミンとして、通常、成人には血圧の状態から判断して、1〜5mg(0.1〜0.5mL)を適時静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)
〜メシル酸フェントラミンとして、通常成人には5mg(0.5mL)を静脈内又は筋肉内に注射する。  通常小児には静脈内注射の場合1mg(0.1mL)、筋肉内注射の場合3mg(0.3mL)を投与する。

■糖尿病
トレーランG50,G75[製造販売/味の素株式会社 発売/味の素ファルマ株式会社]TRELAN
発売1968年10月[G50]1987年10月[G75]
液剤1瓶(150mL)中デンプン部分加水分解物(ブドウ糖として) 66.7g(50.0g);1瓶(225mL)中デンプン部分加水分解物(ブドウ糖として) 100.0g(75.0g)糖尿病診断時の糖負荷試験に用いる。ブドウ糖として、通常成人1回50g(トレーランG50 1瓶)、75g(トレーランG75 1瓶)、又は100g(トレーランG50 2瓶)を経口投与する。小児には体重kg当り1.75g(トレーランG50又はトレーランG75として5.25mL)を経口投与する。
[]
発売

■造影剤
フェリセルツ散20%[製造販売元/大塚製薬株式会社]FerriSeltz
発売1993年9月
1包(3g)中 クエン酸鉄アンモニウム600mg腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影における消化管(胃、十二指腸、空腸)造影通常、成人にはクエン酸鉄アンモニウムとして600mg(1包)を300mLの水に溶かし経口投与する。なお、必要に応じて1,200mg(2包)まで増量する。
EOB・プリモビスト注シリンジ(5mL,10mL)[製造販売元(輸入)/バイエル薬品株式会社]EOB・Primovist
発売2008年1月
1mL中,ガドキセト酸ナトリウム181.43mg含有磁気共鳴コンピューター断層撮影における肝腫瘍の造影通常,成人には本剤0.1mL/kgを静脈内投与する.
レボビスト注射用[製造販売元/バイエル薬品株式会社]Levovist
発売1999年9月
1瓶中,ガラクトース・パルミチン酸混合物(999:1)2.5g含有1)心エコー図検査における造影 2)ドプラ検査における造影 3)子宮卵管エコー図検査における造影効能・効果,造影部位に応じ,通常,1回量として,成人に下表の濃度,容量を投与する.なお,静脈内投与では,1回の検査で異なる断面あるいは部位を造影するなど,複数回投与の必要がある場合には,3回を限度とする. 子宮卵管エコー図検査における造影では,導管より子宮腔内に注入する.
オムニスキャン/オムニスキャンシリンジ[製造販売元/第一三共株式会社]OMNISCAN
発売1996年6月
1バイアル20mL中ガドジアミド水和物 6.46g(0.5mmol/mL);1シリンジ中の容量5mL,10mL,15mL,20mL 主成分ガドジアミド水和物含有量(g)5mL容量:1.61(0.5mmol/mL),10mL容量:3.23(0.5mmol/mL),15mL容量:4.84(0.5mmol/mL),20mL容量:6.46(0.5mmol/mL)磁気共鳴コンピューター断層撮影における下記造影。○脳・脊髄造影○躯幹部・四肢造影通常,成人には本剤0.2mL/kgを静脈内注射する。腎臓を対象とする場合は,本剤0.1mL/kgを静脈内注射する。
ソナゾイド注射用[製造販売元/第一三共株式会社 提携先/GEHealthcare]SONAZOID
発売2007年1月
1バイアル中ペルフルブタンマイクロバブル16μL超音波検査における肝腫瘤性病変の造影1.通常,成人1日1回投与する(反復投与による使用経験がない)。 2.撮影方法としてはハーモニック法を用いる。
プロハンス注/プロハンスシリンジ[製造販売元/ブラッコ・エーザイ株式会社 販売元/エーザイ株式会社 提携先/ブラッコ インターナショナル]ProHance
発売1997年1月[注10mL]1994年7月[注5mL,15mL,20mL]2002年7月[シリンジ]
1バイアル(5mL,10mL,15mL,20mL)中ガドテリドールを1.40g,2.79g,4.19g,5.59g含有。;1シリンジ(13mL,17mL)中ガドテリドールを3.63g,4.75g含有。磁気共鳴コンピューター断層撮影における下記造影:1)脳・脊髄造影 2)く幹部・四肢造影通常、成人には本剤0.2mL/kgを静脈内注射する。腎臓を対象とする場合には0.1mL/kgを静脈内注射する。なお、転移性脳腫瘍が疑われる患者において0.2mL/kg初回投与後、腫瘍が検出されないか、または検出されても造影効果が不十分であった場合には、初回投与後30分以内に0.2mL/kgを追加投与することができる。
ボースデル内用液10[製造販売元/明治乳業株式会社 販売元/協和発酵工業株式会社]Bothdel
発売2006年9月
1袋(250mL)中塩化マンガン四水和物 36mg(マンガンとして10mg)磁気共鳴胆道膵管撮影における消化管陰性造影通常、成人には1袋250mL〔塩化マンガン四水和物36mg(マンガンとして10mg)を含む〕を経口投与する。
マグネスコープシリンジ(10mL,15mL,20mL)/[製造販売元/ゲルベ・ジャパン株式会社 販売元/テルモ株式会社]MAGNESCOPE
発売2001年4月
1シリンジ中ガドテル酸メグルミン3.7695g,5.6543g,7.5390g磁気共鳴コンピューター断層撮影における下記造影 1)脳・脊髄造影 2)躯幹部・四肢造影通常,成人には本剤0.2mL/kgを静脈内注射する.腎臓を対象とする場合は,0.1mL/kgを静脈内注射するが,必要に応じて,0.2mL/kgまで増量することができる.
マグネビスト(10mL,15mL,20mL,30mL)[製造販売元(輸入)/バイエル薬品株式会社]Magnevist
発売1988年9月
1mL中,ガドペンテト酸メグルミン371.40mg(ガドペンテト酸ジメグルミンとして469.00mg)含有磁気共鳴コンピューター断層撮影における下記造影 1)脳・脊髄造影 2)躯幹部・四肢造影通常,成人には本剤0.2mL/kgを静脈内注射する.腎臓を対象とする場合は,0.1mL/kgを静脈内注射する.腹部から下肢までを連続して血管撮影する場合は,0.4mL/kgを静脈内注射する
マグネビストシリンジ(5mL,10mL,15mL,20mL)[製造販売元(輸入)/バイエル薬品株式会社]Magnevist Syringe
発売1996年2月
リゾビスト注[製造販売元(輸入/バイエル薬品株式会社]Resovist Inj.
発売2002年12月
1瓶(1.6mL)中,フェルカルボトラン864mg(鉄として44.6mg)含有磁気共鳴コンピューター断層撮影における肝腫瘍の局在診断のための肝臓造影通常,成人には本剤0.016mL/kg(鉄として0.45mg/kg=8μmol/kg)を静脈内投与する.ただし,投与量は1.4mLまでとする.過剰量の投与あるいは追加投与はしないこと.
[]
発売





■癌関連診断薬

■癌蛍光診断薬としてのHAT-D01
CiNii - 癌蛍光診断薬としてのHAT-D01の光物理化学的特性
 梅内 士郎 1  竹村 健 2  竹中 信夫 3  
電子科学研究
Vol.1(19930000) pp. 60-61
北海道大学 ISSN:13402455
癌蛍光診断薬としてのHAT-D01の光物理化学的特性 : HUSCAP - [全文]

光物理化学から見た新光感受性物質ATX−70,ATX−S10,HAT−D01の特性
竹村健,中島進*,阪田功**
北海道大学電子科学研究所,*旭川医科大学手術部,**東洋薄荷工業(株)
日本レーザー医学会誌, 14(4) : 21-29, 1993.

蛍光検出装置
【発明者】  【氏名】林 克巳
【課題】蛍光検出装置において、励起光照射部および蛍光受光部と生体観察部との距離に
依存する蛍光強度の変動を演算エラーを生じることなく是正する。

蛍光検出装置
【発明者】  【氏名】林 克巳
【課題】蛍光観察装置において、高S/Nの蛍光像を再生可能にする。

■
実験腫瘍におけるPheophorbide誘導体PH−1126の光線力学的診断・治療への応用
河部博文,大谷卓三,福田容三,石井智弘,会沢勝夫*,奥仲哲也**,加藤治文**浜理薬品工業(株)
*東京医科大学生理学,**東京医科大学外科
日本レーザー医学会誌, 14(4) : 11-14, 1993.






[Meteo-Intergate]メディカルオンラインから癌の診断関連文献

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●光増感剤
●光増感剤〜亜鉛コプロポルフィリン-1(Zn-CP-1)
日本レーザー医学会誌, 28(2) : 212, 2007.W2-4 子宮頸癌の新規光増感剤:亜鉛コプロポルフィリン-1(Zn-CP-1)の特性 -\村上浩雄1, 河野栄治2, 森嶋賀子3, 平野 達2, 堀内健太郎3, 金山尚裕11浜松医科大学産婦人科, 2浜松医科大学光量子医学研究センター, 3浜松医科大学生命科学
【要旨】【目的】子宮頸癌のPDTに使用される光増感剤フォトフィリンは,排泄時間が長いため,強い光を浴びることができず4週間程度の長期入院が必要という問題がある.前年度我々が見いだした排出期間の短い新規増感作用物質Zn-CP-1について報告した.今回,静脈投与におけるZn-CP-1の抗腫瘍効果ならびに排泄について報告する.
【方法】A:ヌードマウスの皮下にHeLa細胞5×106個・0.1mlを移植し,2週間経過し長径が10〜14mmとなったものを対象とした.Zn-CP-1を静脈内投与し1時間以内に580nmレーザー光を照射した.24時間後に摘出した腫瘍の病理切片で腫瘍壊死像を確認した.B:同様の担癌マウスにフォトフィリンを静脈投与しPDT後の腫瘍切片と抗腫瘍効果について比較した.C:Zn-CP-1静脈投与後の尿中排泄の割合を蛍光測定した.
【成績】A:切片において腫瘍壊死像の直径を測定したところ,Zn-CP-1の容量依存的に抗腫瘍効果を認めた.B:Zn-CP-1による腫瘍壊死像は腫瘍の内部側に認められるのに対し,フォトフィリンの場合は腫瘍表面により強い壊死像を認めた.C:投与後2時間後に最も多く排泄され,その後減少し14時間後には排泄を認めなくなった.
【結論】動物実験で静脈投与によるZn-CP-1の抗腫瘍効果を確認できた.14時間という短い時間の間に尿中排泄されることがわかった.
●光増感剤〜Laserphyrin
日本レーザー医学会誌, 28(2) : 213, 2007W3-1 術中蛍光細胞診システムの開発:悪性グリオーマ手術への応用 Development of intraoperative fluorocytology system for malignant glioma -\秋元治朗1, 原岡 嚢1, 會沢勝夫21東京医科大学医学部脳神経外科, 2早稲田大学生命理工学
【要旨】(緒言)悪性グリオーマの摘出手術においては,如何に浸潤域の腫瘍細胞の減数を図るかが手術成功のキーである.術中navigationや蛍光診断といったmacroscopicな評価では困難な,本命題を解決すべく術中蛍光細胞診システムを開発した.
(対象,方法)最近市販されたコンパクトな蛍光顕微鏡を手術室に持ち込んだ.蛍光色素はLaserphyrinを用い,細胞レベルでの蛍光診断を可能とすべく,励起光,フィルター等のスペックを調整した. 10例の悪性グリオーマに対し,通常の蛍光診断(PDD)によるstrong,vague,noneの評価に従い,症例毎に平均5検体の圧坐標本を作製, 術者は手術顕微鏡の横で腫瘍細胞の蛍光像を観察しながら摘出を進める.
(結果)PDDによるstrong部は,蛍光陽性の腫瘍細胞の集族であり,細胞質に顆粒状の蛍光所見を認めた.vague部では明らかに蛍光陽性細胞の減数が認められた.PDDにおいてnoneと判断し,摘出終了と判断し得た部でも,細胞レベルでは数個の蛍光陽性細胞を認めた.
(結論)我々の開発したシステムは悪性グリオーマにおける手術摘出限界を客観的に,術者の眼で知ることが可能である.本システムは,あらゆる癌病態の手術切除断端の診断に応用できる画期的新技術と考えている

●光増感剤〜5-Aminolevulinic acid(ALA)
日本レーザー医学会誌, 28(2) : 220, 2007.PS-1 ALA-PPIX細胞内集積性に対するフェニルアラニンの添加効果 pdf\105徳岡由一1, 木村友康1, 伊澤浩輝1, 飯田有美1, 古曽部俊之1, 石塚昌宏21桐蔭横浜大学 医用工学部, 2コスモ石油株式会社 ALA事業センター
【要旨】【緒言】5-Aminolevulinic acid(ALA)を用いた癌のPhotodynamic therapy(PDT)において,ALAは選択的に癌細胞に取り込まれる.しかしALAおよびALA投与で産生されるProtoporphyrin IX(PpIX)の癌組織に対する集積性は低く,十分な治療効果を得るためには多量のALAを投与する必要がある.一方,ALAを 20〜60mg/kgB.W.投与すると日光過敏症や一時的な肝機能障害を惹起する可能性が示唆されている.したがって,ALAの投与量を増加させることなく,細胞内PpIXの集積量を増加させる必要がある.一般にALAはアミノ酸トランスポータ,特に,γ-Aminobutyric acid(GABA)のトランスポータを介して細胞内に取り込まれる.われわれはこれまで,ALAに種々のアミノ酸を共存させたときの細胞内PpIXの集積性を検討したところ,Phenylalanine(Phe)を添加した系において,無添加系と比較して,細胞内PpIXの集積量が有意に増加することを見出した.そこで本研究では,ALA-PpIXの細胞内集積性に対するPheの投与濃度および細胞接触時間の影響について検討した.
【実験】ヒト由来リンパ腫瘍細胞U-937を所定濃度に調製し,ALAおよびPhe(d-体((d-Phe)およびl-体(l-Phe))生理食塩水溶液とを添加後,37℃恒温下で一定時間インキュベーションした後,細胞内PpIXの蛍光スペクトルを測定した.
日本レーザー医学会誌, 28(2) : 226, 2007.SS-3 ALA経口投与による悪性脳腫瘍の術中蛍光診断と摘出-\金子貞男1, 三好憲雄21柏葉脳神経外科病院, 2福井大学医学部
【要旨】悪性脳腫瘍患者の生命予後は非常に悲観的であり,脳腫瘍の中で最も悪性度の高いと言われているglioblastomaの術後生存期間は平均で1年数ヵ月にすぎない.悪性脳腫瘍の治療は一般の癌の治療と同じように手術適出,放射線療法,化学療法を含めた集学的治療が行われているが,近年の手術法の発展によって,手術にて脳腫瘍が肉眼的に全摘出できれば術後の生存率もかなり改善される事が明らかになってきた.しかしながら,悪性脳腫瘍を手術摘出時に正常脳組織と区別する事は非常に困難であり,特に,脳腫瘍が言語や運動の中枢であるeloquent area近傍に存在する場合には,広範な腫瘍の摘出は術後に大きな合併症をもたらすと言うジレンマに陥っている.一方,レーザを利用した光線力学的医療の発展はめざましく,多くのphotosensitizerが開発されている.Photosensitizerはその特性がそれぞれ異なっており,その特性にあった使用がなされている.そして,それぞれの特性を活かして複数のphotosensitizerを組み合わせる事によって,相乗効果が期待出来ると考えられている.たとえばALA(aminolevulinic acid)は励起光を照射して発生する蛍光は肉眼で観察する事が可能であり,悪性脳腫瘍の術中蛍光診断(PDD)に応用されている.HPE (hemotoporphyrin ether)はhematoporphirinの誘導体であり,悪性脳腫瘍の光線力学的治療(PDT)に有効である事が知られている.私共は腫瘍摘出時に脳腫瘍と正常脳組織を肉眼的に鑑別して腫瘍組織だけを摘出する為に,ALAを用いた術中蛍光診断(PDD)を行い,蛍光ガイド下に脳腫瘍を摘出した.腫瘍がeloquent area近傍に存在する場合には,腫瘍は摘出せずにHPEを用いた光線力学療法(PDT)を行った.私どもは今までに230人の脳腫瘍患者にALAを用いいた術中蛍光診断を行った.今回は特にALAを用いた術中蛍光診断と蛍光ガイド下腫瘍摘出術の有用性と限界について報告する.
G.I.Research, 13(4) : 322-323, 2005.ラット胃癌におけるアミノレブリン酸投与による癌特異的蛍光とNO pdf\756金子剛, 松井裕史, 下川治, 長野由美子, 宇土潤平, 村松睦, 間宮孝, 柴原健, 谷中昭典, 安部井誠人, 松崎靖司, 中原朗, 田中直見筑波大学大学院人間総合科学研究科病態制御医学
【要旨】【目的】術前にアミノレブリン酸(ALA)を投与し, 切り出された手術標本を蛍光実体顕微鏡下で観察すると, 癌部に一致して蛍光が認められる. われわれはALA投与による癌特異的蛍光を利用した, 新たな早期癌診断方法の確立をめざして研究をおこなっている. われわれは, この癌特異的蛍光という現象の原因はALAから生成されるプロトポルフィリンIX(PPIX)の蓄積が大きくかかわっていることを示した. つまり正常細胞においては, PPIXはフェロキレテースという酵素により速やかにヘムに代謝されるため蛍光は発しない. 一方, 癌細胞ではフェロキレテースが一酸化窒素(NO)によって失活するため, PPIXが代謝されず癌特異的蛍光を示す. 胃癌由来培養細胞系でのALA投与による癌特異的蛍光の検討では, 蛍光部にiNOSの強発現が認められ, 細胞内NO濃度も上昇していた.
G.I.Research, 12(4) : 356-357, 2004.NOによる癌選択的ポルフィリン代謝の発現pdf\756下川治*, **,松井裕史*, **,長野由美子*, **,松崎靖司*,中原朗*,田中直見**筑波大学人間総合科学研究科臨床医学系消化器内科,**理化学研究所細胞開発銀行
【要旨】【目的】 癌を光によって診断し、治療しようとする試みについては,20世紀初頭からさまざまなかたちでおこなわれており,われわれは現在胃癌に対するアミノレブリン酸を用いた診断および治療をおこなっている.アミノレブリン酸を内服すると癌に一致して蛍光が認められる.癌がなぜ特異的な蛍光を発するのか,その機序について検討したところ、一酸化窒素(NO)によってヘムの生合成経路がコントロールされているという可能性が示唆された. 
【方法】  (1)ヒト胃癌由来のMKN-45およびラット正常胃粘膜由来のRGM-1という2種類の培養細胞系を用い,この両者にアミノレブリン酸を投与し,両者の蛍光量を測定した. (2)アミノレブリン酸からヘムが合成される経路における最終段階を担当する酵素であるフェロキレテースは、NOによって酵素活性が低下するという報告がある.さらに癌細胞を取り囲む微小環境ではNOが豊富に含まれているといわれていることから、われわれは,癌細胞およびその周囲において産生されたNOがフェロキレテースの活性を低下させていると考えた.
The KITAKANTO Medical Journal, 55(1) : 75-76, 2005.神経膠腫摘出術における5-アミノレブリン酸投与下術中蛍光診断pdf\105菅原健一群馬大学大学院医学研究科脳脊髄病態外科学
【要旨】神経膠腫は中枢神経系原発の悪性腫瘍で, 現在なお治療の困難な疾患である. 手術による肉眼的全摘出の成否が治療予後を左右することが知られているが, 正常脳組織を含めた広範な摘出は脳の機能的な問題から限定され, しかも腫瘍は正常脳組織に浸潤, 増殖するために腫瘍摘出時に正常脳組織と腫瘍組織を肉眼的に識別することは非常に困難であり, 正常脳組織中に腫瘍を残して摘出を断念せざるをえないことが多い. そのため腫瘍組織だけを摘出する方法の開発がなされているが, 現在十分に満足できる方法は得られていない. 近年, ヘムの前駆物質である5-アミノレブリン酸(ALA)が癌細胞に特異的に取り込まれ, ミトコンドリアでALAからProtoporphyrin IX(Pp IX)に生合成され, Pp IXが赤色の蛍光を発光することが知られるようになった. この赤色蛍光は肉眼で観察できるため, 癌の新しい診断法として膀胱癌, 消化器癌, 皮膚癌などで臨床に応用されるようになり, 悪性脳腫瘍の分野でもALAは応用されるようになっている. 1〜3当施設では手術摘出時に正常脳組織と腫瘍組織をリアルタイムに肉眼的に識別するためにALA induced Pp IXを用いた術中脳腫瘍蛍光診断を行い, 正常な神経機能を温存しつつ腫瘍組織のみを選択的に摘出する治療法を試みている. ALA induced Pp IXを用いた術中脳腫瘍蛍光診断の有用性について検討を行った

●光線力学的治療(PDT)
日本レーザー医学会誌, 27(2) : 141, 2006.27.新しいPDTシステムのモニタリングに用いた緑蛍光の出現・上昇の解析-\土田敬明, 金子昌弘, 小林寿光, 菅原真人, 松永健志国立がんセンター中央病院内視鏡部
【要旨】目的, 背景:光線力学的治療(PDT)過程において癌細胞, 癌組織破壊の経過で蛍光変化(ミトコンドリア領域, 細胞膜下に赤蛍光が強く現れ, 消退しはじめると, 緑蛍光が現れ上昇, その後共に衰退した)が生じることを発見1)以来, この変化をリアルタイムに捉えることによって光増感剤(Photofrin・, 5-aminolevulinic acid(ALA)-PpIX)の存在, 残存, 及びPDT効果を確認しながら(PDT-モニタリング), 治療効果を上げる“新しいPDTシステム”の臨床モデルを開発し本学会, 国際学会で発表してきた2). そこで, 臨床用デバイス開発と並行してこの緑蛍光出現, 上昇の本質を探求しているので報告する. 方法:(1)分離ミトコンドリアにPhotofrin・を作用させた後洗浄し, ヤグダイパルスレーザ(治療励起波長630)で照射しながら蛍光分光解析装置PMA-11(励起波長405nm, 浜松ホトニクス)で蛍光モニタリングをした. また405nmで励起すると酸素代謝を反映して緑色自家蛍光を発する市販のNADH, NAD(nicotinamide adenine dinucleotide), FADNa2(navin adenine dinucleotide)の単独及び各種組み合わせにPhotofrin光モニタリングを実施した. (2)HeLa細胞をガラス底培養デッシュ(35mm)に培養し, Photofrin ALAを取り込ませ, 細胞死過程の細胞内の蛍光変化, 細胞の膨化-縮小等々による細胞死の解析に32チャネル光検出式スペクトル共焦点顕微鏡(Nikon Clsi)を用いて行った. 対照として一重項酸素によらない細胞死を招くFCCP(carbonyl cyanide-p-trifluoromethoxyphenyl-hydrazone, ミトコンドリア膜チャンネル傷害)及びionomycin(細胞膜傷害)を用いた. (3)NADH, NAD, FADの蛍光分光解析をHanks balanced salt solution(Ca2+加又は不加)の中で360nm, 380nm, 405nm, 450nm, 488nm, の励起波長で実施して, HeLa細胞レベルとHeLa腫瘍で得られた緑蛍光の出現, 上昇パターンと比較し, 解析した.
結果, 考案:(1)分離ミトコンドリアにPhotofrin#を加え, 照射, 蛍光モニタリングした結果は培養HeLa細胞にPhotofrinドリア領域の蛍光モニタリングをした際に出現する蛍光パターンの変化, 様相と殆ど同じであることが明らかになった. (2)Nikon Clsiを用いて, 405nm励起による2次元的な蛍光スペクトル変化を5分間で100フレームの画像として記録し分析すると, Photofrin・を取り込ませたHeLa細胞においては緑蛍光のパターンが上昇するが, FCCP, ionomycinの場合は上昇が観察できなかった. (3)FAD, NADH, NADの蛍光強度はmg当りFADを100とするとNADHは約10, NADは約1であった. 励起波長405, 450, 488nmでFADは523nmに, 励起波長360, 380, 405, 488nmでNADHは457-468nmに, NADは482-502nmにそれぞれのピークを示した.
総括:PDTの細胞死過程に伴う緑蛍光の出現, 上昇は一重項酸素の酸化力によりミトコンドリア膜や細胞質膜の破壊が生じ, FAD, NADが多量に発生し, その上に細胞組織の変性物, Photofrin, PpIXの光変性物も加わって, 惹起されるもので, Caイオン上昇-FAD, NADH産生による自家蛍光とは質的に異なるものと考えられた. Ref:1)Yoshida TO, Sakurai T, Kohno E, et al. Porphyrins 7:372-337, 1998. 2)Yoshida TO, Kohno E, Sakurai T, et al. Proc-SPIE Vol 5967, 182-186, 2005.

●光線力学的診断 (photodynamic diagnosis;PDD)
気管支学, 28(7) : 482-486, 2006.Photodynamic Diagnosisの診断への応用 pdf\578大崎能伸, 澁川紀代子旭川医科大学呼吸器内科
【要旨】「はじめに」光線力学的治療(photodynamic therapy. PDT)は. 光感受性物質を治療する病変に集積させて, レーザー光を照射する治療法である. 光線に曝露されると, 光感受性物質は光のエネルギーを吸収して励起状態に転位する. 励起状態から基底状態に遷移する際に, 活性. 酸素を生じて細胞内呼吸を障害することによって, 細胞を変性し壊死させると考えられている. 低いエネルギーの光を照射すると, 光感受性物質は蛍光を発生する. この性質を利用して, 腫瘍に選択的に集積した光感受性物質の局在を画像に描出することが可能である(Figure1). 集積した光感受性物質であるポルフィリン誘導体の蛍光を観察して癌を発見する診断法が. 光線力学的診断(photodynamic diagnosis, PDD)である. 「光感受性物質の集積と蛍光の発生」光感受性ポルフィリン化合物にレーザーなどの高エネルギーの光を照射すると励起される. 光励起されたポルフィリン化合物のエネルギーによって活性酸素が生成されて, 生体組織を傷害する.
日本レーザー医学会誌, 28(2) : 228, 2007.SS-5 紫色半導体レーザーと高画素拡大電子内視鏡によるPDD(Photodynamic diagnosis)の検討-\生沼健司1, 中村哲也2, 山岸秀嗣1,3, 白川勝朗4, 増山仁徳5, 平石秀幸2, 藤盛孝博3, 寺野 彰61獨協医科大学消化器内科, 2獨協医科大学光学医療センター内視鏡部門, 3獨協医科大学人体分子病理, 4兵庫県立成人病センター消化器科, 5増山胃腸科クリニック, 6獨協医科大学
【要旨】【目的】腫瘍に対する蛍光診断は,癌組織や正常組織から発生する自家蛍光に注目した診断法と,PS(Photosensitizer,光感受性物質)とレーザー光によるPDD(Photodynamic Diagnosis,光線力学的診断)とに大別される.最近,電子内視鏡を用いた自家蛍光内視鏡AFI(Auto-Fluorescence Imaging)が開発され,自家蛍光診断が比較的容易に行えるようになった.自家蛍光診断よりもPDDの方がより診断能に優ると考えられているが, PDDには高価で特別な装置が必要なため,臨床応用できる施設は限られていた.我々は以前からPDDに注目し,新しく開発された紫色半導体レーザーをPS に照射し,その赤色蛍光を同時式原色フィルターを用いた高画素電子内視鏡で観察する新しい方法を開発した.今回,PSとして蛍光診断に有利な5-ALA (Aminolevulinic Acid)と注射用レザフィリンを用いて,高画素拡大電子内視鏡と紫色半導体レーザーを用いたPDDの検討を行ったので報告する.
【方法】コントロールの PSとしてフォトブリン注を用い,5-ALAおよびレザフィリンをスポンジに染みこませ,紫色半導体レーザー(波長405nm,エム&エム社製) を一定の距離から照射した.それぞれのPSから発する赤色蛍光を,高画素拡大電子内視鏡(EG-485ZH改良型,FTS社)を用いて内視鏡的に観察した.それぞれのPSが発する蛍光強度を分光器で測定するとともに,高画素拡大電子内視鏡で観察した内視鏡画像をデジタルビデオおよびデジタル内視鏡画像ファイリングシステムで記録した.蛍光が強い場合は,そのPSを希釈して,さらに同じ検討を行った.また,十分な説明の上で同意を得た,フォトブリンおよび5-ALAを用いたPDT(Photodynamic Therapy,光線力学的療法)施行前の手術不能胃癌患者に対して,本法によるPDDを試みた.
【成績】3種類のPSについて同程度の濃度で比較すると,フォトブリンよりも5-ALAの蛍光が強く,レザフィリンの蛍光はさらにそれを上まわった.レザフィリンは希釈を繰り返して検討を行ったが,臨床的な血中濃度以下でも十分な蛍光観察が可能であった.臨床検討では,フォトプリンでは微弱な蛍光が,5-ALAでは明瞭な赤色蛍光が観察できた.
【結論】紫色半導体レーザーと高画素拡大電子内視鏡を用いたPDDは,新しい内視鏡的蛍光診断法のひとつとして期待できる.
●光線力学的診断 (photodynamic diagnosis;PDD)〜Talaporfin
日本レーザー医学会誌, 28(2) : 209, 2007.W2-1 Talaporfin sodiumを用いた光線力学的診断による舌癌領域特定法の検討 \中村 厚1, 丹後 学2, 平井健輔2, 野村将大2, 角尾光宏2, 會沢勝夫1, 宗田孝之2, 右田雅士3, 神山 勲3, 柴原孝彦31早大理工総研, 2早大理工, 3東京歯科大
【要旨】舌癌の病変の範囲を診断するためにはCT(Computed Tomography)やMRI(Magnetic Resource Imaging)などの画像検査を行う必要があるが,初期症状においては不確実であるため,その確定診断には組織の一部を切り取る病理組織検査をしなければならない.その後の治療法は,外科手術が主体であり,正常な組織に障害をもたらしてしまう危険性がある.そこで,患者のQOLを低下させない,治療を同時に行える確実な診断法が求められている.治療が同時に行える診断法として,腫瘍親和性の高い光感受性物質と光を用いた光線力学的診断 (photodynamic diagnosis;PDD)がある.この方法は,光感受性物質の蛍光の有無により腫瘍領域を指定できるが,血液の多い部分では腫瘍の境界が不鮮明になることがある.我々のグループでは,いわゆるhyperspectral imaging技術を用いて,皮膚などに表在する化学種を特定する分光分析装置を開発してきた.今回,本装置と光線力学的診断の組み合わせにより,腫瘍領域を指定することに成功したので報告する.発癌剤(4-nitroquinoline-1-oxide)を約6ヶ月投与し舌腫瘍を誘発させたラット(東京歯科大学が作製)に対して,光感受性物質Talaporfin sodiumを5mg/kg静脈注射した.8時間後,ラットに麻酔をかけ,その舌の画像を分光分析装置で撮像した.取得した拡散反射スペクトルデータR (λ)をKubelka-Munk変換し,波長λごとに有効光学密度K/S(λ)を求めた.ヘモグロビン量を表すErythema index(E)はメラニンを考慮に入れず,E=K/S(560)-K/S(730) とした.Talaporfin sodium量(T)はTの吸収領域を645-690nmとして664nmでの重み平均の高さから求めた.これらから舌領域のみのデータからE-T相関を強く表す直線を最小二乗法により求め,これを新たな軸となるように座標変換を行った.この変換により得られた2つの成分に関して次のように考えられる.相関を強く表す直線を軸とするものは,血液量が増加するとともにTalaporfin sodium量も増加すると考えられるため,主に血中のTalaporfin sodium量の分布を表していると考えた.もう一つの直線に垂直な軸は,血液量に依存せずに変化するTalaporfin sodium量を表していると考えた.そこで,後者の画像化を行う際に,発癌していないcontrolのものを基準として,舌癌領域と疑わしい値の範囲を設定した.これによりTのみでは癌領域とは見えない白板症を引き起こしている部位も癌化していると見受けられるようになった.
日本レーザー医学会誌, 27(2) : 142, 2006.29.X線の単色化と金タラポルフィンを用いたX線力学診断への応用-\會沢勝夫1), 佐藤英一2), 榎本俊之3), 炭山嘉伸3)1)東京医科大学, 2)岩手医科大学物理, 3)東邦大学医学部三外
【要旨】1. 「はじめに」タラポルフィンは光線力学治療用薬剤として有用であるが, 筆者等は金タラポルフィンのX線力学診断そして治療への応用を考えている. 特に診断に的を絞れば, 癌部位に蓄積された金を単色X線を用いてイメージングできれば, 癌診断の一助となる. 本研究では, 汎用可能な単色X線装置を用いて癌の蛍光X線分析や直接イメージングを試みた.
2. 「装置」X線装置は高電圧電源, ターボ分子ポンプ, そして熱陰極(フィラメント)付きの単色X線管などからなる1-3). X線管の陽極には正の高電圧が印加され, 管体は接地される. フィラメントから発生する熱電子は環状の電極で集束され, モリブデンターゲットに垂直に衝突する. 発生するX線は電子軌道と反対方向に集束電極を通して出力されるので, フィルターを用いることなく特性X線のみを得ることができる.
3. 「蛍光X線分析による癌の検出」人工的に癌が形成されたマウスに金タラポルフィンを静脈注射すると, 癌部位に金が集積する. 次に, モリブデンK系列特性X線を照射し, Amptek社製のテルル化カドミウム検出器を用いて蛍光X線を測定した. 癌部位からは金のL系列特性X線が検出され, 蛍光X線による癌診断が有効であることがわかった. また人体深部の癌の診断にはK系列特性X線を用いることができる.
4. 「金タラポルフィンを造影剤として利用したイメージング」金タラポルフィンをマウスやウサギに静脈注射し, 癌部位や血管の濃度変化を調べた. 特にウサギを用いた場合には, 比較的太い血管の濃度変化を観察できた. また, 癌部位でも若干の濃度変化が観察され, 現在, 癌部位のコントラストを増加させるための基礎研究を行っているところである.
5. 「展望」ポジトロンCT(PET)は癌の診断には非常に有用であるが, 加速器が必要である. この蛍光X線分析による方法では, 静脈注射は必要であるが, 線量率の低い単色X線を癌部位に照射すれば, 容易に癌部位を特定できる. 小型で消費電力が極めて低いことから, PETを補助する次世代の簡易癌診断システムとして有望であるばかりではなく, 様々な元素の高感度蛍光X線分析にも幅広く利用できる.
文献 1)E. Sato, E. Tanaka, H. Mori, T. Kawai, T. Inoue, A. Ogawa, T. Ichimaru, K. Takayama and H. Ido:Monochromatic x-ray generator utilizing angle dependence of bremsstrahlung x-ray distribution, SPIE, 5918, 591819-1-7, 2005. 2)E. Sato, E. Tanaka, H. Mori, T. Kawai, T. Inoue, A. Ogawa, K. Takahashi, S. Sato and K. Takayama:X-ray spectra from a characteristic x-ray generator with a molybdenum tube, Ann. Rep. Iwate Med. Univ. Sch. Lib. Arts Sci. 40, 1-7, 2005. 3)E. Sato, E. Tanaka, H. Mori, T. Kawai, T. Inoue, A. Ogawa, S. Sato, K. Takayama and J. Onagawa, “Characteristic x-ray generator utilizing angle dependence of bremsstrahlung x-ray distribution, ”Jpn. J. Appl. Phys., 45, 2006, inpress. (4月号)

●蛍光気管支鏡
気管支学, 29(1) : 75, 2007.2.蛍光気管支鏡で部位を同定しえた右肺癌上葉切除術6年後に発生したoccult lung cancerの1例-\鈴木恵理子, 山田健, 棚橋雅幸, 森山悟, 丹羽宏聖隷三方原病院呼吸器外科
【要旨】症例は71歳男性. 6年前右上葉のSqCCにて, 他院で右肺上葉切除術施行, pT2N2MO Stage IIIAであった. 術後定期follow up中肺炎を繰り返し, 胸部単純写真で右肺門陰影の増大を認め, 喀痰細胞診でSqCCと診断され当院紹介となった. 気管支鏡所見は術後の変形により中葉入口部はねじれて閉塞しており, fiberは通過可能であったが中葉気管支は痰により充満していた. 可能な限り吸痰したが可視範囲内異常を認めず, しかし喀痰細胞診は陽性であった. そこで蛍光気管支鏡で観察したところ, 右B4に赤く光るポリープ状の組織を認めたが, 生検でatypical cellであった. ポリープ状の組織は壊死物質であったが, atypical cellを含むことはその奥に癌が存在することを示唆しており, 後日生検で中葉気管支に腫瘤を認めSqCCと診断された. 蛍光気管支鏡により部位の同定が可能であったため報告する.
癌の臨床, 52(12) : 795-801, 2006.6 高齢者がん診断法の現状と問題点 2)内視鏡的診断 中枢型肺癌の新しい内視鏡診断法 pdf\578大崎能伸*1*1旭川医科大学内科学講師呼吸器内科感染制御部
【要旨】はじめに高齢化に伴い,肺癌患者の増加に対する対策が急務となってきた.中枢気道に発生する肺癌は多発することがある1).とくに,光線力学的治療 (photodynamic therapy,PDT)の対象になる症例は,高齢者,高度喫煙者,有害物吸入歴などの高リスク患者が多いために気管支癌が多発しやすく,これらの病変の存在を正確に検索する必要がある.早期中枢型肺癌の内視鏡所見は,正常粘膜との区別が難しい場合が多い.気管支粘膜の早期病変の検索を容易にするために, 気管支粘膜から発生する蛍光を観察する内視鏡システムの有効性が報告されている2).気管支での蛍光を観察する診断法には,自家蛍光を観察する自家蛍光気管支鏡(auto-fluorescence bronchoscopy,AFB)と光線力学的診断(photodynamic diagnosis,PDD)がある.ここでは,わが国で使用できる装置によるAFBとPDDについて解説したい. 1 自家蛍光気管支鏡(auto-fluorescence bronchoscopy,AFB)の原理正常組織に特定の波長の励起光を照射すると,組織を構成する物質からの蛍光が観察される3).
臨牀と研究, 82(2) : 248-253, 2005.肺癌の新しい内視鏡診断法 pdf\735藤澤武彦, 渋谷潔, 安福和弘, 千代雅子, 伊豫田明, 関根康雄, 飯笹俊彦千葉大学大学院医学研究院胸部外科学
【要旨】「はじめに」肺癌の治療成績をみると早期の段階で発見, 治療を行わないと満足のいく結果は得られてはいない。わが国においては肺癌検診を中心に, 胸部X線写真や喀痰細胞診, 現在では胸部X線CTも行われるようになりいわゆる早期肺癌が多数発見されるようになった。これらの中で主に喀痰細胞診を契機に精査が行われる中枢気道病変の確定診断には気管支鏡が必須であり, 現在では一般の気管支ファイバースコープ, 気管支ビデオスコープに加えて, 蛍光気管支内視鏡1)-4)あるいは拡大気管支ビデオスコープ5)6)が実用化されその有用性が報告されている。更に, 近年超音波気管支鏡の発展7)-10)に伴い, 中枢気道病変および末梢病変に対する新たな評価が可能となった。本稿では肺癌の早期診断に関わる最新の気管支内視鏡診断法について述べる。I. 蛍光気管支内視鏡検査 蛍光気管支内視鏡は気管支鏡を通して青色光を気管支組織に照射し, 正常気管支組織および癌など異常組織から発せられる自家蛍光の差を利用して, 気管支の早期肺癌のなかでも上皮内癌やsquamous dysplasiaなどpreinvasive bronchial lesionと呼ばれる病理組織学的に気管支上皮層の基底膜を越えない微小な気管支病変を正確に診断するものである1)2)。
気管支学, 27(6) : 490, 2005.3.自家蛍光内視鏡(AFI)の有用性について -\高橋里美1), 澤田貴裕1), 佐藤雅美1), 小池加保児1), 安藤みゆき2), 田中昌史2), 小犬丸貞裕2), 松田 尭2)1)宮城県立がんセンター呼吸器外科, 2)宮城県立がんセンター呼吸器内科
【要旨】自家蛍光電子内視鏡(AFI:Auto-Fluorescence Imaging)を使用した12例について報告する. 12例の内訳は喀痰細胞診D判定7例, E判定1例, PDT治療後4例であった. 今回新たに扁平上皮癌3病変, dysplasia 5病変が判明した. Dysplasiaの3病変はAHのみで認識可能であったが, 他はこれまでのconventionalBFでも認識可能であった. AFIは癌の広がりの把握に特に有用と思われた. その具体例を, PDTの治療と合わせ報告する.
気管支学, 27(8) : 571-575, 2005.中心型早期肺癌における診断pdf\578宮津由香1, 宮澤輝臣1, 石田敦子1, 白川妙子1, 河野修興2, 檜山桂子31聖マリアンナ医科大学病院呼吸器病センター, 2広島大学大学院分子内科学, 3広島大学原爆放射線医科学研究所遺伝子診断治療開発
【要旨】蛍光気管支鏡では微細な粘膜の異常を捉えてPDT等の経気管支的根治治療を可能にする機会を増やすが, 拡大気管支鏡も粘膜の毛細血管の異常を捉えることのできる新しい気管支鏡である. 拡大気管支鏡でdysplasia(angiogenic squamous dysplasia)や肺癌の粘膜に網状にネットワークを形成した血管増生が認められた. また, 重喫煙者において組織学的に正常な気道上皮にテロメラーゼが陽性を示す上皮を見ることがある. このような気道上皮においてテロメラーゼの発現は癌化に先行して生じることがあり, 非癌部上皮におけるhTERT蛋白の検出は肺癌発生高リスク群の指標となる. (気管支学. 2005;27:571-575)
Medical Practice, 21(8) : 1277-1280, 2004肺癌診断のストラテジー気道内微小病変の診断における蛍光気管支鏡の役割pdf\735渋谷潔, 千代雅子, 星野英久, 藤澤武彦千葉大学大学院医学研究院胸部外科学
【要旨】Auerbachによる先駆的な研究1)やSaccoman-noの喀痰細胞での異型細胞を用いた研究2)から, 気管支の扁平上皮癌の発癌過程には, normalbronchial epithelium, hyperplasia, squamousmetaplasiaからsquamous dysplasia, car-cinoma in situ, invasive cancerへと移行するとされる多段階発癌が考えられている. すべてのsquamous dysplasiaがinvasive cancerへと進展していくわけではないが, squamous dysplasiaの一部は, 気管支の扁平上皮癌の前癌病変と考えられている3). 現在では, 肺門部扁平上皮癌に対する治療戦略として微小早期浸潤癌も含めた早期癌および浸潤癌へ進展しない段階のsqua-mous dysplasiaやcarcinoma in situすなわち第3版WHO分類の定義するところのpreinvasivebronchial lesionの状態で診断, 治療を行うことの重要性が述べられており4, 5), これら病理組織学的に基底膜を越えない微小な気管支病変は, 蛍光気管支内視鏡を使用することによって高い診断率が報告されている6, 7). 前癌病変 1981年に出版されたWHOによる肺腫瘍の組織分類において, 気管支の境界病変, 前癌病変としてのdysplasiaとcarcinoma in situが分類されたがその詳細な記載は不完全であった. その後1999年の改訂第3版WHOによる肺および胸膜腫瘍の組織分類において, 初めて上皮性腫瘍が, benign, preinvasive lesions, malignantと分けられ, preinvasive lesionの名称が用いられるようになった8).
気管支学, 28(5) : 341-346, 2006.光線力学療法後の蛍光気管支鏡所見についての検討pdf\578滝沢宏光, 近藤和也, 監崎孝一郎, 藤野晴彦, 三好孝典, 先山正二徳島大学病態制御外科
【要旨】はじめに.光線力学療法(PDT)後の治療効果判定は通常の白色光気管支鏡の所見のみでは困難であるため,蛍光気管支鏡が治療効果判定に有用であるか検討した.
対象と方法.1999年12月〜2004年12月までに当科でPDTを施行し,治療後蛍光気管支鏡で経過観察した中心性肺癌10例を対象とした.年齢は57〜76歳で全例男性であった.内視鏡的早期肺癌8例,進行肺癌2例で,CRが7例,PRが3例であった.蛍光気管支鏡による観察を行った時期は PDT後1〜40ヵ月であった.
結果.10例中6例でPDT後に蛍光が正常化し,うち5例が1回のPDTでCRとなった内視鏡的早期肺癌症例であった.蛍光が正常化しなかった症例は再発症例や2回のPDTでCRとなり治療部位の粘膜下層に線維化を認めた症例などであった.CR症例で一時蛍光欠損を認めた部位の生検所見では,杯細胞増殖,基底細胞増殖,粘膜下層の線維化などを認めた.
結論.内視鏡的早期肺癌症例に対してPDT施行後CRが得られた治療部位は,一時気管支粘膜の修復過程で蛍光異常を呈することもあるが蛍光は正常化する可能性が示唆された.PDT治療効果判定に蛍光気管支鏡は有用であり,異常を認めた部位は癌の遺残再発の可能性があるため生検にて組織学的に検査を行い,蛍光が正常化するまで経過を追う必要があると考えられる.
気管支学, 29(1) : 60-61, 2007.特別講演.呼吸器領域における新しい内視鏡診断-\渋谷潔千葉大学大学院医学研究院胸部外科学
【要旨】気管支squamous dysplasiaや上皮内癌 (CIS) も含む肺門部早期肺癌など微小病変の早期診断や気管支粘膜表面の毛細血管を明瞭に描出する新たな呼吸器内視鏡領域における特殊光観察蛍光観察AFIと狭帯域観察NBIを行っている.
【自家蛍光電子内視鏡システム, AFI:Auto fluorescence imaging bronchovideoscope system】喀痰細胞診要精査, 肺癌を中心にAFIによる気管支粘膜の観察を行い, 33部位の浸潤癌, 4部位の上皮内癌を含む12部位の早期癌, squamous dysplasia53部位が検出された. Sensitivityは, 浸潤癌, 早期癌で, 白色光画像, AFI画像共に100%であったが, squamous dysplasiaでは, 白色光画像72%, AFI画像94%で, 有意にAFI画像が優れていた. 気管支ビデオスコープを使用するAFIでは, 高画質, 高解像度の鮮明な画像が得られ, 肺門部早期肺癌に加えsquamous dysplasiaの早期診断が可能となった. 腫瘍の進展範囲の詳細な把握も可能で, 光線力学的治療の照射部位や手術症例の正確な切除範囲の決定に有用である.
【Narrow band imaging(NBI)を組み合わせた拡大, 高解像度気管支ビデオスコープ】dysplasia, CIS, micro invasive cancer, invasive cancerでの表層血管を詳細に観察した. NBIは青色光へのHbの強い吸収特性を利用し, 気管支粘膜表面の微細構造, 特に毛細血管を明瞭に描出する. dysplasiaにおける血管網の増生, 蛇行, 錯綜に加え点状血管が確認され, dysplasia, CIS, micro invasive cancer, invasive cancerと進展するにつれて点状血管, ループ状の腫瘍血管増生が明らかになった. これらは癌の進展に比例し増大している. 扁平上皮癌の多段階発癌におけるangiogenesisが内視鏡的に捉えられた. 更に, 気管・気管支周囲病変の診断率向上のため, コンベックス走査式超音波気管支鏡(Convex probe endobronchial ultrasonography, CP-EBUS)の開発が急速に進み, 実用化に至っている.
【EBUSガイド下のリアルタイムの経気管支針生検(Real time endobronchial ultrasonography guided TBNA, EBUS-TBNA)】適応疾患は肺癌症例における肺門・縦隔リンパ節の転移診断, 原因不明肺門・縦隔リンパ節腫脹症例の診断, 縦隔腫瘍などがある. 肺癌術前症例におけるリンパ節転移の評価は治療方針の決定に重要であり, 本法により確実に診断が可能である. 従来の方法でも診断可能な縦隔リンパ節(N2)の診断のみならず, 肺門リンパ節(N1)の転移診断も確実にできる. 肺癌術前154症例における検討では, 各症例のリンパ節stagingにおける診断率は, 感度94.6%, 特異度100%, 正診率96.3%であり, 従来の診断法と比較して高い診断率を報告した
気管支学, 26(3) : 259, 2004.自家蛍光気管支鏡(Auto-Fluorescence Imaging:AFI)の有用性の検討-\松田安史, 菅原崇史, 桜田晃, 佐藤雅美, 山中澄隆, 宮本彰, 遠藤千顕, 大石久, 石橋洋則, 三井匡史, 井上国彦, 田畑俊治, 松村輔二, 近藤丘東北大学加齢医学研究所呼吸器再建研究分野
【要旨】最近開発されたオリンパス社製自家蛍光気管支鏡(AFI)(「EVIS LUCERA 気管支ビデオスコープ OLYMPUS BF TYPE F260」)の診断性能を評価する。【対象】2003年12月8日から2004年2月9日に当科で気管支鏡検査を行った54歳から79歳までの男性のべ15例。内訳は喀痰細胞診異常9例、PDT後の経過観察2例、重粒子線治療後の観察1例、末梢肺野の腫瘤影の検査1例、気管支腫瘍切除後の観察1例、手術後の観察1例であった。【結果】のべ34ヶ所の観察部位で、AFI陽性部位は17ヶ所、AFI陰性部位は17ヶ所であった。AH陽性部位のうち擦過細胞診あるいは生検により癌と診断されたものは4ヶ所、異形細胞が見られたものは4ヶ所、正常部位は9ヶ所であった。また、AFI陰性部位では癌細胞や異形細胞は観察されなかった。したがって観察部位における診断の感度は100%、特異度は68%であった。検査時間は従来の蛍光気管支鏡検査に比べ約半分であった。すべての患者において合併症なく検査を終えることができた。【まとめ】従来の蛍光気管支鏡より操作性が向上し画像解像度が良好となったため、検査時間が短縮され、検査の患者に対する負担が軽減された。また、従来の蛍光気管支鏡に劣らない感度や特異度を得ることができた。
気管支学, 26(3) : 260, 2004.改良型自家蛍光電子内視鏡システムの使用経験-\吉村真奈, 今村文生, 上野清伸, 内田純二大阪府立成人病センター呼吸器内科
【要旨】I電子内視鏡システムは従来の蛍光気管支鏡システムと異なり、ビデオスコープにより自家蛍光観察を行うものであり、切り替え操作により白色光観察も可能な蛍光ビデオシステムである。395-445nmの励起波長を使用し、検出波長460-690nmで自家蛍光情報をとると共に、G'反射光とR'反射光から情報をとり、画像を構成している。蛍光に反射光を組み合わせることにより、従来のLIFE-lungシステム等で問題となっていたover diagnosisを減らせる可能性があり、電子スコープを使用することにより蛍光の画質のみならず白色光の画質も向上すること、蛍光と白色光の切り換えをワンタッチで行うことができるといった特徴がある。我々は昨年、AFI電子内視鏡の1号機を使用する経験を得たが、鉗子孔がないため吸引や蛍光内視鏡観察下での生検は不能であった。今回、鉗子孔のついた改良型AFIシステム(2号機)が開発され、その使用経験を得たので報告する。2003年10月から、 11例の症例に対してAFI電子内視鏡システムを用いた蛍光気管支鏡検査を施行した。1号機同様、電子内視鏡を使用しているため画像が鮮明であり、病変部の画像はヘモグロビン由来の蛍光の減弱によるもの(出血等)と上皮の肥厚等による病変(癌等)では異なる色調で観察された。また今回は、蛍光観察下に異常部位の生検が可能であり、病理組織診断も含めて報告する。
気管支学, 26(3) : 260, 2004.カラー蛍光内視鏡システム(PDS-2000)の有用性についての検討-\佐藤真紀1, 中西京子2, 藤田結花1, 中尾祥子2, 豊嶋恵理2, 高橋政明2, 山本泰司1, 高橋啓2, 武田昭範1, 西垣豊1, 藤内智1, 長内忍2, 山崎泰宏1, 中野均2, 藤兼俊明1, 清水哲雄1, 菊池健次郎2, 竹山周良3, 大崎能伸2, 三代川斉之41国立療養所道北病院呼吸器科, 2旭川医科大学第一内科, 3浜松ホトニクス, 4旭川医科大学病院病理部
【要旨】浜松ホトニクスと共同で開発したカラー蛍光内視鏡システム(PDS-2000)の有用性を検討するために、白色光気管支鏡検査(WLB)の診断感度と比較検討した。対象と方法:肺癌もしくは肺癌疑いで気管支鏡を行った72例中の62例246部位を対象とした。方法は、通常の白色光気管支鏡検査に次いで PDS-2000による自家蛍光気管支鏡検査(AFB)を行い、それぞれの異常所見部位を生検し病理組織所見との整合性を検討した。WLB所見は、正常、炎症など非特異的変化、癌を疑う異常所見、生検後や治療後などの変化の4段階に分類した。AFB所見は、正常の緑色蛍光、正常緑色蛍光の低下や褐色、赤色蛍光、生検後や治療後などの変化の4段階に分類した。WLBとAFBでの肺癌, 高度Dysplasiaの診断に対する感度を求めた。結果:246部位中、肺癌は22部位、高度Dysplasiaは12部位、軽度中等度 Dysplasia4部位、Metaplasiaが51部位、正常および炎症などの非特異的変化が157部位であった。肺癌および高度Dysplasia に対する診断の感度は、WLBが58.8%、AFBが82.4%であり、感度はAFBが約23%上回っていた。以上よりPDS-2000によるカラー蛍光観察は中枢型肺癌の発見に有用であることが示された。

●腫瘍マーカー
臨床病理, 55(1) : 63-68, 2007包括的プロテオーム解析による消化器癌の新規腫瘍マーカーの探索pdf\578朝長 毅, 野村文夫千葉大学大学院医学研究院分子病態解析学
【要旨】近年癌の診断法や治療法の進歩にはめざましいものがあるが, 疾患別に見ると癌の死亡率は年々上昇し, 現在では総死亡数の3割を超えている1)。また, 消化器癌の5年生存率で見ると, 胃癌や大腸癌は約70%まで増加しているのに対し, 食道癌や肝臓癌は約40%, 膵臓癌は10%と低い1)。この原因として, これらの消化器癌は進行してから発見されることが多いことが考えられ, 早期に発見することができれば, 生存率は格段に改善することが期待できる。しかし, 現在行われているX線, 内視鏡, 超音波などを用いた画像診断ではそれらの悪性腫瘍を早期に診断することは困難である上, それらの検査は侵襲を伴うものが多いために敬遠される傾向にあり, そのために診断が遅れることも多々あると考えられる。一方, 侵襲を伴わない血液や尿検査でも癌の診断に用いられている腫瘍マーカーはいくつか存在するが, いずれも進行癌では陽性率が高いものの, 早期癌の検出率は非常に低いうえに偽陽性率が高いため, 癌の早期診断にはむいていない。従って, 癌の早期発見に有用な低侵襲で高感度の新しい腫瘍マーカーの開発が切望されている。
泌尿器外科, 19(6) : 763, 2006表在性膀胱癌診断法-新しい方法-\堀川洋平秋田大学医学部生殖発達医学講座泌尿器科学分野
【要旨】表在性膀胱癌の診断は尿細胞診と内視鏡検査が中心である。しかし, 尿細胞診はlow-gradeの癌では感度が10〜60%と十分なものではない。また, 内視鏡検査はCISや非常に小さい腫瘍の評価が難しい。近年これらの弱点を補うための検査方法の研究が進められている。現在様々な尿中バイオーマーカーが研究されており, 日本ではBFP, NMP22, BTAが実際に利用可能である。その他, 海外では, BTA-Stat, ImmunoCyto testなどのほか, 尿中の剥離細胞から染色体の欠失やテロメラーゼ活性を測定する方法が研究されている。これらのマーカーはすべて感度が細胞診よりも良いが, 尿路の炎症による偽陽性が問題である。様々な報告によれば特異度については未だに尿細胞診を超えるマーカーはない。現時点ではこれらの新規バイオマーカーは尿細胞診の補助的な利用が適当であろう。内視鏡検査については, 蛍光内視鏡が話題のひとつである。これは, 膀胱内へ光感受性物質(Hexylester aminolevulinateなど)を投与し, 380〜450nmの光をあてることで, 赤く発光する腫瘍を検出するものである。この方法では, 腫瘍の検出感度, 特にCISに対する検出率の向上が認められている。さらに, 蛍光内視鏡を利用してTURを施行することで, 残存腫瘍および再発を減らすことが可能である。問題点としては, 炎症等の腫瘍以外の病変においても偽陽性をきたす場合があり今後特異性の向上が課題になるものと思われる。

●その他
外科治療, 96(6) : 1047-1049, 2007.LED励起ICG蛍光video navigation systemを用いた新しい肝区域同定法fax\814青木武士, 安田大輔, 清水喜徳, 大平正典, 新谷隆, 草野智一, 三輪光春*, 草野満夫昭和大学医学部一般・消化器外科, *浜松ホトニクス
【要旨】「1. 目的」 ICG(Indocyanine green)が血漿蛋白質と結合するとピーク波長840nmの蛍光を発する. この特性を利用し, LED(発光ダイオードー)で励起可視化する方法は, 冠動脈bypass後のgraft血流評価1)や, 乳癌手術におけるセンチネルリンパ節(SLN)の同定に応用されている2). 最近では, 消化器癌におけるSLNの同定にもその有用性が証明され, RI法, 色素法と並ぶ新たなリンパ流, SLN同定法として有効な手段になりうると考えられている3)-5). 教室では肝切離において, LED励起ICG蛍光video navigation systemを用いることで, 肝区域, 亜区域を明瞭に同定する方法を考案し, その有用性について検討した.
2. 対象と方法 2005年6月から教室において昭和大学医学部医の倫理委員会の承認を受け, 本法を用いた乳癌および消化器癌のSLNの同定を150例に行っている. 今回, 患者に同意を得た肝悪性腫瘍(肝細胞癌6例, 転移性肝癌10例, 胆管細胞癌1例, 胆嚢癌2例)に対して, LED励起ICG蛍光video navigation systemを用いて肝区域を同定. Pringle血行遮断下に術中ICG(2.5mg/ml)1mlを切除予定門脈枝に23G針を用いてUS下に局注した.
バイオテクノロジージャーナル, 7(1) : 30-35, 2007.蛍光性量子ドットによるがん細胞の単一分子ナノイメージング fax\1,155樋口秀男1, 渡邉朋信2, 李松花3, 多田寛4, 大内憲明51東北大学先進医工学研究機構, 2東北大学先進医工学研究機構, 3東北大学大学院医学系研究科腫瘍外科学分野, 4東北大学大学院医学系研究科腫瘍外科学分野, 5東北大学医学部/東北大学病院
【要旨】ナノサイエンスの分野では, ナノ材料, マイクロマシン, ナノバイオロジーなどの研究や応用が盛んである. 最近ではさらに, ナノサイエンスで発展した技術を医学に応用すべく, 改良と開発が急ピッチで進んでいる. なかでも, 生体分子のイメージングは身体の機能や病巣を検出するためには欠かせない技術である. ここでは, 細胞内やマウス内でのタンパク質1分子の運動や機能を量子ドットを用いてナノイメージングした研究を紹介する. 細胞内やマウス内の1分子機能を観ることによって, 将来われわれの病気を分子レベルで観て, 治す技術へと発展することが期待される. 「ナノサイエンスからナノ医学へ」10年ほど前から, 日本を含めた世界の先進国で, ナノサイエンスの発展に力が注がれている. それは, ナノサイエンスが新しい研究と産業を生み出すポテンシャルが高いからである. 近年では, ナノサイエンスで発展したナノテクノロジーとナノバイオロジーを医学への応用をめざしたナノ医学分野が世界各地で産声を上げている.
実験医学, 25(17) : 2813-2819, 2007.in vivo蛍光イメージング fax\1,155今村健志, 恩田伸彦, 羽生亜紀癌研究会癌研究所生化学部
【要旨】近年, 分子生物学の進歩や光学機器の発達により, 生きている動物の中で起こっている現象を分子レベルで可視化するin vivo分子イメージングが可能になった. なかでもGFP(green fluorescent protein)などの蛍光タンパク質や蛍光プローブを用いたin vivo蛍光イメージングは, その迅速性, 簡便性や汎用性からポストゲノム時代の新しい研究ツールとして注目されている. 本稿では, 特に癌研究領域へのin vivo蛍光イメージング技術の応用について, われわれのデータを交え, 最近の知見を紹介する. [1]in vivo蛍光イメージングの概略 1)イメージングの現状 最近注目されているin vivoイメージング技術は, 生体内で起こるさまざまな生命現象を非侵襲的に外部から細胞または分子レベルで捉えて画像化して解析する手法であり, 生命現象を統合的に理解するために必須のテクノロジーである.
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【要旨】
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【要旨】
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●臨床ガイドラインなど






●総説記事・文献






●ニュース・トピックス






●リンク&リソース






●主要サイト








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[]●製品 ペニシリンアレルギー検査試薬


●承認データ:FDA

FDA Newsroom - FDA Press Releases Index to Drug-Specific Information
[FDA-OIVD]Office of In Vitro Diagnostic

All OIVD Products検索 キーワード="penicillin" 11件 うちペニシリンアレルギー検査試薬はなし。 Active Ingredient : Proprietary Name : Approval Date : Exclusivity Data : Patent Data :




(CDC) Penicillin Allergy-STD Treatment Guidelines 2006 Pre-Pen(R) [Taylor Pharmacal Company, Decatur, Illinois]) - [AllerQuest LLC]Pre-Pen(R) Update 2004年Pre-Pen(R)[penicilloyl polylysine]はHollister-Stier社が米国・カナダで自主回収。 2005年には欧州でAllergopharma社が製造中止。 AllerQuest LLCは2005年米国・カナダの権利を獲得。 2008.6現在、2008Q4再発売に向けて準備中。

研修医診療マニュアル - 薬剤アレルギー 3. 原因薬物in vitro検査法   (1)RAST:ペニシリンのみ可能で,一般化していない. ○ペニシリン製剤による副作用の防止について 医発第七四三号(昭和三一年八月二八日) ペニシリン副作用の既往歴又はアレルギー性疾患の既往歴があると思われる患者に対して ペニシリン製剤を使用する場合、当該患者が現に副作用を起す状態にあるかどうかを調べ る方法については、いまだ学説の一致をみるに至っていない。なお、現在行われている方 法としては、単刺法、乱刺法、乱切法、皮内注射、貼布等の方法があるが、このうち皮内 注射による反応検査は、これによりショック死を来した事例もあるので慎重を要する。 抗菌薬にアレルギーがあったらどうするか?〜ペニシリンアレルギー [週刊医学界新聞 第2800号 2008年10月06日] 抗菌薬皮内テスト〜内服抗菌薬には当然のごとく皮内テストなど存在しないし、皮内テス トは陽性なら意味があるかもしれないが,陰性だと“まったく”あてにならないので、 約3年前に抗菌薬点滴投与前の皮内テストは廃止になった







[1234]Invader UGT1A1 Molecular Assay for Irinotecan Toxicity[Third Wave Technologies, Inc.]
[1234]●製品 Invader UGT1A1 Molecular Assay for Irinotecan Toxicity[Third Wave Technologies, Inc.]


 日本語版註)Invader UGT1A1 Molecular Assay for Irinotecan Toxicity[Third Wave Technologies, Inc.]
 【別名】 【開発元】Third Wave Technologies, Inc.  [DBR_ID]
 【化学名】
 【承認】FDA申請=、FDA承認=Aug 2005(Invader UGT1A1 Molecular AssayのPMAクリアランス取得) ; 【製剤】 【適応】 【用法用量】 【作用】 【特徴】 【製品情報】Invader(R) UGT1A1 Molecular Assay 【EU】 【日本】未開発 【その他】





【日本語版コメント】
 画期的な製品が出現した。
 米国では、2005年6月に抗癌剤 塩酸イリノテカン(ファイザー社・Camptosar)の添付文書が改訂され、「 UGT1A1をホモ接合体で有する患者では好中球減少のリスクが高いため,初回投与量の減量を考慮すべきである」と追記。また、同年8月には、FDAがInvader法によるUGT1A1 遺伝子多型診断キット(米国TWT社)を塩酸イリノテカンの副作用を予測する診断薬として承認した。 これがInvader UGT1A1 Molecular Assay for Irinotecan Toxicity。 初のテーラード医療が実現。 乳癌でも今春からOncotype DX(米 Genomic Health社)を診断薬として用いた1万人規模の臨床試験TAILORxが開始するなど、今後の展開を期待。
 →詳細は参考資料●MLリソース:診断用薬に纏めた。
<日本語版コメント要約>
・FDAは、癌化学療法薬イリノテカンを用いた場合に重度の毒性を起こすリスクが高い患者を特定する新規遺伝子診断薬Invader UGT1A1 Molecular Assayを承認した。
・重度の下痢や好中球減少症などのイリノテカン毒性は、UGT1A1*28 alleleのホモ接合性に関連しており、本検査薬はこの変異を検出する。
・イリノテカンの投与開始前、特に高用量を考えている場合に、UGT1A1*28 alleleの検査を行うことは妥当である。



●承認データ:FDA

●FDA-CDRH

[FDA-OMS]FY 2007 Budget - Devices and Radiological Health
Invader(R) UGT1A1 Molecular Assay - The first DNA-based test for an enzyme that metabolizes certain drugs: With the Invader(R) UGT1A1 Molecular Assay, from Third Wave Technologies, Inc., doctors can use a patient's genetic information to help them determine whether to modify the dose for drugs that are broken down in the body by UGT enzymes. The Invader assay will help to minimize harmful drug reactions and prevent patients from being improperly treated with sub-optimal doses. It joins a growing list of DNA-based tests used for individualized medical care.

[FDA-CDRH]FY 2005 CDRH Annual Report
First DNA-Based Test For a Drug Metabolizing Enzyme http://www.fda.gov/cdrh/pdf5/K051824.pdf
The Invader (R) UGT1A1 Molecular Assay, manufactured by Third Wave Technologies, Inc., is intended to help doctors make personalized drug treatment decisions. This assay enables doctors to use a patient’s genetic information for determining whether to modify the dose for drugs that are broken down in the body by UGT enzymes. Drug dose modification could minimize harmful drug reactions and prevent patients from being improperly treated with suboptimal doses. The Invader assay joined a growing list of DNA-based tests used for individualized medical care.




●一般ニュース

[BML]ゲノム解析サービス|UGT1A1 遺伝子多型受託解析
グルクロン酸転移酵素 (UDP-glucuronosyltransferase : UGT) は、薬物、異物あるいは内在性物質であるビリルビン、ステロイドホルモン、胆汁酸などにグルクロン酸を付加する反応を触媒する酵素です。その酵素をコードする遺伝子のひとつであるUGT1A1には遺伝子多型が存在します。
UGT1A1 遺伝子多型は、抗癌剤の塩酸イリノテカン(CPT-11)の副作用の発現に関与していると言われています。塩酸イリノテカンは強い抗腫瘍効果を示しますが、UGT活性の低下をきたすUGT1A1 遺伝子多型をもつ人は、白血球減少や激しい下痢など重篤な副作用リスクが高まることが報告されています(参考文献1-5) 。UGT1A1 遺伝子多型を調べることは、副作用の予測または回避のための有用な情報となります。また、UGT1A1は生体内ではビリルビン抱合に関わっているため、その多型はギルバート症候群などの体質性黄疸の原因にもなっています。

 米国では、2005年6月に抗癌剤 塩酸イリノテカン(ファイザー社・Camptosar)の添付文書が改訂され、「 UGT1A1*28 をホモ接合体で有する患者では好中球減少のリスクが高いため,初回投与量の減量を考慮すべきである」と追記されています*。また、同年8月には、FDA (米国食品医薬品局) がInvader法によるUGT1A1 遺伝子多型診断キット(米国TWT社)を塩酸イリノテカンの副作用を予測する診断薬として承認しています。
* : http://www.fda.gov/cder/foi/label/2005/020571s024,027,028lbl.pdf







Third Wave Technologies, Inc.

- http://www.twt.com/; DNA,RNA測定用分子診断薬の開発・販売。 1993 Californiaに設立 2000 Delawareに移転 日本とは、2000.12にBMLと提携、2003年理研・東大と研究提携。. ●Invader Chemistry  Invader chemistryはclinical molecular診断薬でその世界市場は現在(2006)$1.5 billion ,2008年までに$2.4 billionと予測。 Genetics・pharmacogenetics、女性保健、感染症 、腫瘍分野で使用される。 ●Products & PipelineInvestor RelationsSEC Filings 10-K Annual report[2006.3.15] - [pdf,134p] NewsThird Wave Reports Fourth-Quarter and Full-Year 2005 Financial Results[2006.2.28] Third Wave, Mitsubishi Announce Japanese Joint Venture for Personalized Medicine[2006.4.5] - 三菱商事と合弁会社設立。三菱はThird Wave Japanの株式の14%を保有。 Invader(R) の製品化を行う。 Third Wave and Genzyme Genetics Announce Preferred Marketing Relationship for
Colorectal Cancer Personalized Medicine Test - Invader Pharmacogenetic Assay
Helps Determine Proper Dosage of Camptosar(R)
[2005.10.27] - Genzyme Geneticsが北米の販売権を取得。  従来のgenotype測定の標準手法DNA sequencingに比べて、nvader UGT1A1 testは100%正確。 Third Wave Receives FDA Clearance of Pharmacogenetic Test[2005.8.22] - 本日Invader(R) UGT1A1 Molecular Assayのin vitro使用がFDAクリアランスを取得。 これは特定の薬物療法についてのpharmacogenetic testとしては初めて。

The Invader(R) UGT1A1 test is cleared for use to identify patients who may be at increased risk of adverse reaction to the chemotherapy drug Camptosar (irinotecan) by detecting and identifying specific mutations in the UGT1A1 gene that have been associated with that risk. Camptosar is used to treat colorectal cancer and was relabeled recently to include dosing recommendations based on a patient's genetic profile.




●会社決算
($ 000)20052004200320022001
売上高23,90646,49336,32032,35534,092
原価7,10412,49212,84021,32032,746
研究開発費8,38911,63712,03513,93416,179
販売・マーケティング12,77210,8038,8599,5789,200
一般管理費11,78812,9139,64211,66614,521
原価・経費計47,14348,89144,09772,71372,646
営業損失-23,237-2,398-7,777-40,358-38,554
純損失-22,346-1,972-8,116-40,864-36,792

●売上高セグメント
Clinical製品売上15,66614,9518,531
Research製品売上7,50531,06526,617
開発収入--917
ライセンス収入362235194
Grant収入37224261
総収入 計23,90646,49336,320

従業員数154
うち研究開発37
うちビジネス開発・販売53
うち製造部門27
うち管理37
★[COMPETITION](2005 SEC-Fから)
In the clinical market, we compete with several companies offering alternative technologies to the Invader? chemistry. These companies include, among others: Abbott Laboratories; Bayer Corporation; Becton, Dickinson and Company; BioRad Laboratories, Inc.; Digene Corporation; Roche Diagnostics Corporation; Gen-Probe; Applera Corporation companies including Applied Biosystems and Celera; Innogenetics, Inc.; TM Bioscience Corporation; and Ventana Medical Systems Inc.
In the research market, we compete with several companies offering alternative; technologies to the Invader? chemistry. These companies include, among others: Affymetrix, Inc.; Perlegen Sciences, Inc.; Illumina, Inc.; and Applied Biosystems.













[1219]●製品 lithium test system(InstaRead Lithium System[Akers Biosciences])


 日本語版註)lithium test system(InstaRead Lithium System[Akers Biosciences])
 【別名】 【開発元】Akers Biosciences, Inc  [DBR_ID]
 【化学名】
 【承認】FDA申請=、FDA承認= (Cardinal Health. ReliaLab,Inc.を通して販売); 【製剤】 【適応】The InstaRead(TM) Lithium System is intended to measure lithium blood levels. Measurements of lithium are used to aid in the management of individuals taking lithium for the treatment of mental disturbances, such as manic-depressive illness (bipolar disorder). The test is targeted for physician's office use, and may be used with whole blood, serum, or EDTA-plasma. 【用法用量】 【作用】 【特徴】 【製品情報】Lithium System 【EU】 【日本】未開発 【その他】





【日本語版コメント】
 炭酸リチウムは「躁病および躁うつ病の躁状態」に使用されるが、有効血中濃度を得るための服用量は患者毎に慎重に設定する必要がある。服用すると急に血中濃度があがり「過量投与による中毒を起こすことがあるので、投与初期又は用量を増量したときには1週1ないし2回、維持量の投与中には1月1回程度、早朝服薬前の血清リチウム濃度を測定しながら使用すること。」長期間服用する時は甲状腺機能と心電図の検査が必要。
 また炭酸リチウムは、ACE阻害剤やNSAIDSとの併用でのリチウム中毒が報告されており、血中リチウム濃度に注意する。
 従来の方法は採血したものを検査室で検査するため数日間を必要だったが、最近迅速検査薬が発売された。 ちなみにリチウム検査は米国では年1200万件との推定。
 →詳細は参考資料●MLリソース:診断用薬に纏めた。



●承認データ:FDA

FDA > CDRH > 510(k) Premarket Notification Database Search

510(k) Premarket Notification Database

Device Classification Nameflame photometry, lithium
510(k) NumberK050338
Regulation Number862.3560
Device NameMODIFICATION TO: INSTAREAD LITHIUM SYSTEM
Applicant
AKERS BIOSCIENCES, INC.
201 grove rd.
thorofare, NJ 08086
Contacterika ammirati
Classification Product Code
JIH
Date Received02/14/2005
Decision Date 03/04/2005
Decisionsubstantially equivalent (SE)
Classification Advisory CommitteeToxicology
Review Advisory CommitteeClinical Chemistry
Statement/Summary/Purged StatusStatement only
statementstatement
FDA Review Decision Summary (WORD Document)
TypeSpecial
Reviewed by Third PartyNo
Expedited Review No
Database Updated 11/07/2005
FDA > CDRH > CLIA Database Search Details

CLIA record K031579 and corresponding
510(K) Premarket Notification information

Test System NameReliaLAB Inc. InstaRead Lithium System  (fingerstick or venipuncture whole blood)
Document Number K031579
Analyte NameLithium
Analyte SpecialtyToxicology / TDM
ComplexityWAIVED
Effective Date04/22/2005

510(k) Premarket Notification Database

Device Classification Nameflame photometry, lithium
510(k) NumberK031579
Regulation Number862.3560
Device NameINSTAREAD LITHIUM SYSTEM
Applicant
AKERS LABORATORIES, INC.
201 grove rd.
thorofare, NJ 08086
Contacterika b ammirati
Classification Product Code
JIH
Date Received05/21/2003
Decision Date12/19/2003
Decisionsubstantially equivalent - CLIA submission (CS)
Classification Advisory CommitteeToxicology
Review Advisory CommitteeToxicology
Statement/Summary/Purged StatusSummary only
summarysummary
FDA ReviewDecision Summary (WORD Document)
TypeTraditional
Reviewed by Third PartyNo
Expedited ReviewNo
Database Updated 11/07/2005



Akers Biosciences, Inc

- http://www.akerslaboratories.com/ 1989年設立の体外用診断薬メーカー ●Products Lithium System Investor RelationsAnnual Reports Annual Report 2004 Press Releases Lithium - CLIA[2005.4.28] - a notification of waived status under the Clinical Laboratory Improvement Amendments of 1988 (CLIA) regulationsを受領。  The InstaReadR Lithium Test Systemは2005.6米国発売予定。  従来リチウム濃度測定は、検査室で実施され、数日を要した。
ReliaLAB, Inc

- http://www.relialab.com/ ; Basking Ridge, New Jersey 2001年設立。 非上場。 ●InstaRead Lithium System
●関連資料

[三菱化学ビーシーエル]検査項目解説:炭酸リチウム  保険点数 [470] 特定薬剤治療管理料  有効治療濃度 mEq/l 0.40〜1.00  報告所要日数 2〜3日  検査方法 原子吸光法








[1215-6]●製品 AmpliChip CYP450 Test[Roche]


 日本語版註)AmpliChip CYP450 Test[Roche]
 【別名】 【開発元】Roche  [DBR_ID]
 【化学名】体外用検査薬として検査法には、Roche社が特許を有するポリメラーゼ連鎖反応(PCR)増幅技術とAffymetrix社の高密度マイクロアレイ技術のもつ利点が生かされ、親指爪大のガラス製チップに、正確に配列された数万個のDNAフラグメントが搭載。
 【承認】FDA申請=、FDA承認=2005.1.10[ROCHE MOLECULAR SYSTEMS] ; 【製剤】 【適応】This test, which is powered by Affymetrix microarray technology, analyses a patient’s Cytochrome P450 2D6 and 2C19 genotypes from genomic DNA extracted from a blood sample. 【用法用量】 【作用】 【特徴】医薬品に対する個人の感受性を調べるDNAチップ;世界で最初の薬理遺伝学的(pharmacogenomic)マイクロアレイとして臨床適応 【製品情報】 【添付文書】AmpliChip Product sheet 【EU】AmpliChip CYP450 Test[Roche]承認=2004.9.1、発売=2004年第4四半期 【日本】AmpliChip(アンプリチップ)CYP450[ロシュ・ダイアグノスティックス]2005年中に発売予定(研究用) 【その他】Afffymetrix型のマイクロアレイであり、全薬物の25%の代謝に関連する2D6および2C19遺伝子の欠失あるいは重複を含む変異を検出する。薬物使用前にこの遺伝子検査を施行することにより、有効な薬剤の選択と有害な副作用を回避できることが期待される。
US Pharmacopeial Commission
AMA: United States Adopted Names
BIAM
 --- BIAM -ABC順|BIAM -会社順
NLM: MeSH HOme
 ---MeSH Online search





【日本語版コメント】
 薬物に対する生体応答には、著しい個体差が認められるが、この薬物の反応性に影響を及ぼす因子のひとつとして遺伝子の一塩基多型(SNPs)が数多く報告されている。 薬物投与前にこれらの遺伝子型を調べることによって、薬物の反応性、動態、副作用の発現が予測できれば、各個人に応じた安全で有効な薬物治療が可能になる。いわゆるオーダーメイド医療だ。また、製薬の分野では臨床試験において事前に遺伝子型を知っておくことで薬剤の開発が効率的になる。
 今回評価するAmpliChip CYP450 TestはAfffymetrix型のマイクロアレイであり、全薬物の25%の代謝に関連する2D6および2C19遺伝子の欠失あるいは重複を含む変異を検出する。薬物使用前にこの遺伝子検査を施行することにより、有効な薬剤の選択と有害な副作用を回避できることが期待される。 世界初。 日本でも研究用で2005年内発売予定。
 →詳細は参考資料●MLリソース:診断用薬に纏めた。
<日本語版コメント要約>
・CYP2D6またはCYP2C19の遺伝的変異を検出し、患者の代謝状態を判断する血液由来DNA検査薬AmpliChip CYP450 TestがFDAに承認された。
・本検査薬は、医師が個々の患者に合った医薬品を処方する際の指針となるよう開発された。
・本検査により、患者は超急速代謝型[ultra-rapid]、高度代謝型[extensive]、中等度代謝型[intermediate]、または代謝不全型[poor metabolizer]に分類される。
・メーカーによると本検査薬の検査施設向けコストは約$500で、このコストに見合った臨床的実用性があるかどうかは未だ確立されていない。



●承認データ:FDA

[Medical Devices; Clinical Chemistry and Clinical Toxicology] Devices; Drug Metabolizing Enzyme Genotyping System Federal Register: 70(46),March 10, 2005 Search IVD - In Vitro Diagnostics Document Number
CompanyDevice NameDecision Date K043576ROCHE MOLECULAR SYSTEMS, INC.ROCHE AMPLICHIP CYP450 TESTJan 10, 2005 K042259ROCHE MOLECULAR SYSTEMS, INC.AMPLICHIP CYP450 TEST, MODEL 04381866190Dec 23, 2004
OIVD: AmpliChip Letter -The Office of In Vitro Diagnostic Devices (OIVD) [FDA-CDRH]Search 510(k) Database
DeviceApplicant510(k)Decision Date
amplichip cyp450 tesroche molecular syst K04225912/23/2004
[510(k) Premarket Notification Database]AMPLICHIP CYP450 TEST

510(k) Premarket Notification Database

Device Classification Name drug metabolizing enzyme genotyping systems
510(k) NumberK042259
Device NameAMPLICHIP CYP450 TEST, MODEL 04381866190
Applicant
ROCHE MOLECULAR SYSTEMS, INC.
4300 hacienda drive
pleasanton, CA 94588 2722
Contactjames f kelly
Classification Product Code
NTI
Date Received09/07/2004
Decision Date 12/23/2004
Decision approved evaluation of automatic class iii designa (AN)
Classification Advisory Committee Toxicology
Review Advisory Committee Clinical Chemistry
FOI ITEM LETTER
FDA Review Decision Summary (WORD Document)
TypeEvaluation of Automatic Class3 Designation
Reviewed by Third Party No
Expedited Review No
Database Updated 10/04/2005
●EU承認

データ無し
Roche Diagnostics

-http://www.roche-diagnostics.com/; Switzerland Roche Diagnostics is a division of F. Hoffmann-La Roche Ltd, Basel, Switzerland. ●Products & ServicesAmpliChip Product sheetAmpliChip press kit [Press Lounge] Press Releases ROCHE LEADS OFF IN 2005 WITH IMPRESSIVE FIRST QUARTER - PHARMACEUTICAL SALES GROW
THREE TIMES AS FAST AS THE GLOBAL MARKET
[2005.4.16] - At Roche Diagnostics the launch of the first AmpliChip test got off to a stro ng start, and the division successfully began rolling out its next generation of Accu-Chek products. ROCHE’S AMPLICHIP CYP450 TEST RECEIVES FDA CLEARANCE[2005.1.12] - Roche announced today that its first microarray-based test, the AmpliChip CYP 450 Test, has been cleared by the US Food and Drug Administration (FDA) for diag nostic use in the United States. This test, which is powered by Affymetrix micro array technology, analyses a patient's Cytochrome P450 2D6 and 2C19 genotypes f rom genomic DNA extracted from a blood sample. The AmpliChip CYP450 Test was launched in Europe in the fall of 2004. FIRST CHIP-BASED TEST FOR BROAD DIAGNOSTIC USE IN EUROPEAN UNION HAS CE MARK[2004.9.1] - Roche announced today that its AmpliChip CYP450 Test, which analyzes variatio ns in two genes that play a major role in the metabolism of many widely prescrib ed drugs, now has the CE mark ("Conformite Europeene"), allowing the test to be used for diagnostic purposes in the European Union.
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

-http://www.rochediagnostics.jp/ 売上高358億円;従業員数730人(2005年2月現在) ●製品情報研究用試薬・機器 ★生化学・免疫・血液凝固検査 ★POC検査 ★血糖自己測定システム ★遺伝子診断[PCR]  世界シェア70%のPCR遺伝子検査  その世界的な遺伝子診断[PCR]技術を生かした、遺伝子検出による臨床検査製品群 性感染症関連 肝炎関連 結核関連 PCR検査用自動測定装置 TaqMan PCR 自動測定装置 プレスリリース 企業情報
●ニュース

「08年には国内市場シェア15%を」ロシュ・小川社長[薬事日報2005.2.8]
- ロシュ・ダイアグノスティックスの小川渉社長は、9日に記者会見し、2004年度の販売実績として、5品目を市場投入したことに加え、血糖自己測定器分野での売上げが大幅に増加(22%増)したこと等により、11・5%の二桁成長を達成したと説明した。05年には、ファーマコジェネティクス(薬理遺伝学)を駆使して、医薬品に対する個人の感受性を調べるDNAチップ「AmpliChip(アンプリチップ)CYP450」と、子宮頸癌に関係するとされるヒト・パピローマウイルス(HPV)を遺伝子レベルで調べる検査キットの両製品を研究用に発売するほか、アキュチェックシリーズの後継機である新型血糖自己測定器(3製品)などを含め、10製品を上市する予定。昨年に引き続き、05年には10%成長を達成することで売上高400億円を目指す方針だ。中期目標として08年には国内での市場シェア15%(売上高600億円)を目指す計画という。

 同社の04年の売上高は358億円、市場シェア約11%であった。小川社長は「日本の体外診断薬市場は成長が止まっており、恐らくゼロ成長またはマイナス1〜2%の市場全体の伸びであったと推察している。特に昨年は診療報酬改定があり、我々が参入している事業領域が12%程度の影響を受けた」と述べたうえで、「それにもめげず昨年は11%の成長した」と語った。

アレイの選択肢最新のDNAマイクロアレイ[Nature Japan 2005]
- 数多くの遺伝子の発現を同時に解析できるDNAマイクロアレイは、今日、遺伝学者が利用できる最も重要な技術の一つである。1990年代半ばに登場して以来、同業界は爆発的な発展を遂げた。現在、多くの学術機関や企業が、分子診断検査や遺伝子発現解析、創薬へのDNAマイクロアレイ技術の利用に目を向けている。

DNAマイクロアレイ

Roche Diagnostics社の診断用AmpliChip CYP450 Testは、Affymetrix(R)のマイクロアレイ技術を利用し、患者のチトクロームP450 2D6(CYP450 2D6)と2C19(CYP2C19)の遺伝子型を、血液サンプルから抽出したゲノムDNAにより解析する。CYP450 2D6とCYP2C19がコードする諸酵素は、一般に処方される薬剤のうち、25%の薬剤の代謝において重要な役割を担っている。この検査の結果により、医師は心臓病や疼痛管理、癌を始めとするさまざまな一般的疾患・症状に対する治療薬を選択する際に、各患者に固有の遺伝子情報を考慮できる。同検査法には、Roche社が特許を有するポリメラーゼ連鎖反応(PCR)増幅技術とAffymetrix社の高密度マイクロアレイ技術のもつ利点が生かされている。親指爪大のガラス製チップには、正確に配列された数万個のDNAフラグメントが搭載されている。


ニュース:マイクロアレイによる世界初の遺伝子検査をFDAが承認[SQAMT News No.0020 ;2005.03.30]
 - 世界で最初の薬理遺伝学的(pharmacogenomic)マイクロアレイが臨床適応
としてFDAから承認された。このAmpliChip CYP450 Test(ロシュ・ダイア
グノスティックス)はAfffymetrix型のマイクロアレイであり、全薬物の25%
の代謝に関連する2D6および2C19遺伝子の欠失あるいは重複を含む変異を検出
する。薬物使用前にこの遺伝子検査を施行することにより、有効な薬剤の選択
と有害な副作用を回避できることが期待される。





●参考資料

三菱化学ビーシーエル(MBC) - 検査項目解説 株式会社エスアールエル(SRL) - SRL臨床検査情報 ビー・エム・エル(BML) - 検査案内データベース - CYP2C19 2項目セット[区分=薬物代謝関連遺伝子] - [ゲノム解析サービス]〜薬物反応関連遺伝子多型〜 - - - [Applied Biosystems]TaqMan Drug Metabolism Assays -220の薬剤代謝関連酵素、トランスポータータンパクをターゲットに、2000以上のGenot ypingを可能にした新しいTaqManのInventory Assay。[研究用] 薬物動態頻度解析(PSC)データベース:薬物代謝関連酵素(P450)データベース連携システム
[富士通九州システムエンジニアリング] - 利用者マニュアル[pdf,16p]





株式会社メドレット Medlet Japan KK
〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町12−10共同ビル(掘留)5F 久永&Co気付
tel.03-3664-2020 fax.03-3666-3188 URL:www.medmk.com/mm/  E-Mail: support@medmk.com
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関連●--------------------------------
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■2006 -------------------------------
1234★22/10★06.05.08★039★イリノテカン毒性診断法Invader UGT1A1 Molecular Assay/2pMLリソース:大腸癌MLリソース:診断用薬
■2005 -------------------------------
1215-16★21/17-18★05.08.15/29★071★AmpliChip CYP450 Test/2pMLリソース:診断用薬
1219★21/21★05.10.10★082★InstaRead Lithium System/2pMLリソース:診断用薬
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作成:2005.11.1 最終更新:2006.7.6 小菅博之
The Medical Letter日本語版
●追加メモ to 1215-6,1219,1234

On Drugs and Therapeutics

このページは[The Medical Letter日本語版]の補足データとして添付しています。 [The Medical Letter]は新薬の厳正な評価誌であり、ここに収録される製品は新しくFDA承認された新薬に対する評価を中心としています。
 企画意図の第一は、収録製品についての米国内・世界での背景情報です。 例えば、各製品の承認関連データ、競合品との、あるいは市場での位置づけ、疫学データなど。 第二は、日本での該当製品や市場の情報。 市場の主要製品売上、開発中の治験薬等。 調査項目としては、■製品■解説■データ■臨床ガイドラインなど■総説記事・文献■ニュース・トピックス■リンク■主要サイト